2017年09月22日 19時11分　
カテゴリ： 選手コメント

【試合に向けて】

エリク モンバエルツ　監督

「天皇杯は普段リーグ戦に出ているメンバーにあまり出ていないメンバーをプラスして、良いバランスを保てたと思う。次の甲府戦も良いバランスを保ちながら戦いたい。広島戦では何人かの選手を甲府戦に向けて温存したい気持ちもあった。でも天皇杯で次のステージに進むためにベストの選手で戦う必要もあった。そして先に2失点したことでそれらの選手を長い時間起用することになった。特に（齋藤）学とウーゴ（ヴィエイラ）だ。学はフィジカル的にもとても強い選手。リカバーを確認しながらだが、私の頭の中ではスタートで考えている。

（甲府について）相手は鋭いカウンターを持っているチームだ。前線にはスピードのある選手もいる。あとはセットプレーも強さがあるので注意したい。でも、それよりも自分たちがボールをしっかり保持して、素早く縦へ展開していきたい。相手は毎回スタイルが異なるし、その中でアジャストすることが大事になる。相手の戦い方を予測しながら、自分たちの良さを出していきたい。

（ミロシュ・デゲネクかパク・ジョンスかを決めるポイントは？）ミロシュもジョンスも、二人とも優れた選手だ。ミロシュはより守備が強く、ジョンスは攻撃が強いと思っている。あとはそれぞれのコンディションを見ながら決めていきたい。ジョンスは今週2試合やっていて、ミロシュは1試合しかやっていない。同じことは学にも当てはまるが、最終ラインの選手を途中交代させるのはできるだけ避けたい。CBに関してはより慎重に選ばなければならない。ただ、二人のどちらが出てもしっかりプレーしてくれるという自信がある」

MF 10 齋藤 学

「広島戦で腰を痛めてしまったけど、だいぶ状態は良くなった。試合当日はもっと良い状態になると思う。試合に出るかわからなかったけど先発で出るようなので、責任を持ってしっかりプレーしたい。前節の柏戦でようやくリーグ戦初ゴールを決められた。その勢いは大切にしたい。甲府は守備のときに引いて[5-3-2]のブロックを作ってくる。そのブロックをいかにして崩すかがポイントになる。レイソル戦の前半のようにしっかりボールポゼッションして、相手を押し込んでいきたい」

DF 13 金井 貢史

「ポイントは先制点。先に点を取れば圧倒的に有利になると思うし、先に点を取られるとかなり難しい試合になる。いつも以上に先制点が占めるウェイトが大きなゲームになると思う。ウチは水曜日に120分プレーしている選手もいるので、まずは試合の立ち上がりが大事。緩い入り方をすると相手にチャンスを与えてしまう。甲府はカウンターを持っているチームなので、中盤での不用意なパスミスは減らさないといけない。確実にボールをつないだ上で、相手陣地でゲームを進めたい」

MF 8 中町 公祐

「2試合連続で勝利がないことで首位との差が離れてしまった。タイトルを狙うのならもうこれ以上足踏みできない状況になった。アウェイとはいえ勝ち点3が必要なので、そういったゲームプランで臨みたい。ただ、試合は90分なので、その中で自分たちの時間帯があれば、相手の時間帯もある。レイソル戦の前半のように自分たちの時間帯を作って、そこでしっかり決め切ることが大切。先制点を取って追加点も取れれば、自分たちのゲームになる」