「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「(優勝して)その場にシャンパンがあれば、それをキー坊(喜田)の頭に流し込みたい。そしてマリノスに関わる全ての人にタイトルを捧げたい」(ウーゴ)他 [天皇杯決勝前コメント]

 

 

【試合に向けて】

エリク モンバエルツ 監督

「決勝戦を戦えるのは素晴らしい。それが1月1日だったとしても、嬉しいことに変わりはない。タイトルを意識するというよりも、目の前の試合に勝つことだけに集中して、良い準備をしてきた。すべてのことには終わりがあるので特別な感情はない。でも3年間やってきたマリノスでの最後の仕事が決勝戦なのは幸運なこと。最後の一瞬までポジティブな気持ちで臨んでいきたい。ここまで来ることができたのはチームに関わるすべての人のおかげ。明日は自分たちを信じて戦いたい。

(ウーゴ・ヴィエイラの状態について)まず、自分たちはチームとしてサッカーをしている。絶対にいなければいけないという選手は存在しない。サッカーは集団スポーツなので、特定の選手が欠けたから機能しないということはない。例えばバルセロナでもメッシがいないことはある。世界トップの選手でも欠場することはある。ウーゴは右ふくらはぎを痛めているが、今日の練習でプレーできるところを見せてくれた。試合当日の朝に決定するが、先発か途中出場かは別として、私としては試合に出場できると思っている。

(C大阪について)セレッソは力のあるチームだ。でも一番大事なのは、自分たちがマリノスであることを忘れないということ。自分たちのベストを出すことに最優先に考えたい。セレッソの特徴はもちろん考慮するが、まずは自分たちのプレーに集中したい。リーグ戦とカップ戦は別のもの。どのようなシナリオになっても対応できなければいけない。柏戦では1失点した後の守備がうまくいって、その結果として逆転勝利できた」

 

DF 27 松原 健

「移籍1年目でタイトルを争う決勝戦を戦えるのは本当に幸せなこと。誰もが立てる舞台ではない。テレビでは特番ばかりの季節だけど、自分たちは決勝戦に集中している。緊張はすると思うけど、良い緊張だともう。モチベーションは必然的に高くなる。その中でポイントになるのは自分のサイド。自分とマチくん(中町)で清武くんを止められるかどうか。リーグ戦の時は自分たちが点を取るまでは前からプレッシャーをかけられていたけど、点を取ってから全体が下がってしまって相手に自由を与えた。そのあたりを改善したい」

 

MF 33 ダビド バブンスキー

「決勝戦を戦って、トロフィーを掲げるチャンスがある。それに対してすごく期待しているし、楽しみな気持ち。準決勝で戦った柏はとても強いチームだったけど、あきらめずに自分たちを信じて戦ったことが勝利につながった。決勝戦は誰が出場するか分からない。でも誰が出たとしてもチームとしての目標は一つだけ。勝利できることを信じて戦うし、その中で自分もしっかり準備して臨みたい。自分にとって初めてのスタイルや文化と触れ合うシーズンだった。とても良いシーズンを過ごせたと思っているので、その最後を勝利で飾りたい」

 

 

下バナー

(残り 1054文字/全文: 2268文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ