「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

大津祐樹の移籍加入については、現フロントにロンドン五輪代表チームでコーチを務めた小倉勉氏がいることも要因の一つ [大津祐樹移籍加入]

 

 

マリノスは3日、柏レイソルからFW大津祐樹が加入することを発表した。大津は2008年に成立学園高校から柏に加入し、途中出場ながら開幕戦でプロデビューを飾った。その後、2011年夏からのドイツやオランダへの海外移籍を経て、2012年に齋藤学や扇原貴宏とともにロンドン五輪に出場。2015年には古巣の柏に復帰して3シーズンを過ごしたが、今オフに移籍を決断して新天地を選んだ。

2017シーズンはリーグ戦16試合に出場して1得点という成績を残している。しかしながら先発出場は6試合にとどまり、満足できるシーズンとはならなかった。ハモン・ロペスや伊藤純也というサイドアタッカーからポジションを奪い切れず、負傷で戦線を離脱する期間もあった。

とはいえポテンシャルの高さに疑いの余地はない。プロ入り当時から卓越したボールテクニックを持ち、海外移籍を経て“闘える選手”に変貌を遂げた。ゴール前での勝負強さが増したのはロンドン五輪で3得点を挙げた活躍からも分かる。フィジカルコンディションさえ整っていれば戦力として十分に計算できる。

そんな実績あるサイドアタッカーに対して、マリノスの動きは早かった。

 

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tags: アイザック・ドル 小倉勉

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