「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

(必勝祈願について)「日本に来たことで、サッカーだけでなくこういった文化を体験できるのは素晴らしいこと。全員で優勝を祈願するのは社長のアイディアだ」(ポステコグルー監督) [練習レポ]

 

 12日、マリノスは宮崎キャンプ終了から2連休を挟み、日産フィールド小机でトレーニングを開始した。この日は始動日にも行ったスプリントやアジリティなどの数値計測を実施。選手たちはリラックスした表情ながら、自身の順番になると真剣な目つきで計測に臨んでいた。

 負傷離脱中の鈴木彩貴と大津祐樹は別メニュー調整だが、両選手ともグラウンドでリハビリを行った。ともにランニングなど軽めのメニューで汗を流し、復帰に向けて歩を進めているようだ。また、石垣島キャンプと宮崎キャンプに帯同していたユース所属の椿直起も引き続きトレーニングに参加している。

 

 

練習後にはチーム全員で必勝祈願へ。選手30名、スタッフ19名、そして古川宏一郎社長を合わせた計50名が、鶴見区にある總持寺で今季の優勝を誓った。久しぶりに選手全員参加の必勝祈願となったが、これは「全員で目標を共有するという象徴的な機会にしたかった」という古川社長のアイディアだという。

 

 

 シーズン開幕までもう2週間を切っている。まずは最後の調整の場となる17日のプレシーズンマッチ・FC東京戦に向けて準備を進める。プレシーズン恒例の必勝祈願によって、開幕に向けた機運が徐々に高まってきた。

 

 

古川 宏一郎 社長

「去年、私は社長として初めて必勝祈願に来て、その時はキャプテンと選手会長、クラブスタッフと一緒だった。今年は全員で目標を共有するという象徴的な機会にしたかった。(優勝以外に何を祈願したのか?)自分が最初の順番だったので、まずは手順を間違えないことを意識した(笑)。あとは隣にアンジェ(ポステコグルー監督)がいたので、大丈夫かなと。その後は、体が資本なので選手がケガなく1年間を過ごせるように、ケガをしている選手は1日も早く復帰できるように願っていた」

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