「自分が出場するということは前への推進力を求められているということ」(山中)・「やりたいことはある程度できた。あとは最後の精度」(天野)他 [PSM FC東京戦コメント]
アンジェ ポステコグルー 監督
「自分たちのスタイルを90分間しっかり最後まで貫けて、両チームにとっていい試合だったと思う」
――縦への意識が強く、去年とは違うマリノスになっていると感じた。監督のいう自分たちのスタイルとは何か?
「まだ3~4週間だけど選手は頑張ってダイナミックなサッカーをしようとしてくれている。今日の試合でも何度かそういうシーンがあった」
――ハッキリしたものが見えたと思うが、開幕までに高めていくものは?
「PK以外にも何度かチャンスを作れた。大事なのは選手の理解力を高めること。それができればもっとたくさんのチャンスを作り、開幕してからは点を取れると信じている」
――ボールを積極的に奪いに行ったが、イニシアチブを握るということについてはどう考えている?
「攻撃だけでなく守備でも圧倒してアグレッシブにいきたい。最初の2~3週間の準備段階では半信半疑だったと思うが、今日を終えて選手の信じる力が伸びていけば、よりいいチームになると思う」
MF 14 天野 純
「負けてしまったけど、自分たちが相手を押し込む時間も長かったし、やりたいことはある程度できた。あとは最後の精度を突き詰めなければいけない。それが難しいことだけど、開幕に向けて練習から擦り合わせていきたい。監督はポゼッションとアタッキングフットボールを掲げていて、今日は相手よりもポゼッション率が高かったと思うので、そこに手ごたえを感じている。左サイドのヤマ(山中)とは去年も一緒にプレーしているので違和感はない。ユンはコンビネーションで崩すタイプで中に入ってプレーも得意。ユンが中に入ってきた時は、自分が少し控えめにポジションを取ることを意識している」
DF 24 山中 亮輔
「今日はわりとボールを握れたので体力的にはラクだった。ボールを持っている時間が長かったのでどんどん上がっていけた。最後のクロスの精度を突き詰めなければいけない。それができればおのずと点は入る。監督に何か言われているわけではなく、自分が出場するということは前への推進力を求められているということだと思う。失点シーンのようなことはあると思う。これがプレシーズンでよかったし、ああいう場面についてはGKと擦り合わせていかないといけない。常に後ろに対しての危機感はある。ボールホルダーがフリーだと難しいので、(中澤)佑二さん中心に話し合っていきたい」
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