「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「(豪州)代表チーム時代とやっていることは変わらない。ハイラインもポゼッションもリスクとは感じていない」(デゲネク)・「出場していない選手にとってはチャンス」(栗原)他 [FC東京戦前コメント]

 

 

【試合に向けて】

アンジェ ポステコグルー 監督

「(メンバー編成について)ここから4試合続くので、替えるところは替えていこうと思っている。もっとアタッキングサードでのポジショニングや判断を上げていかなければいけない。相手の分析もするが、この時期はより自分たちにフォーカスして、目指しているサッカーがどれだけできているかに注目したい。まだ2試合しかやっていないので、誰かを休ませるという表現は違うと思う。練習では全員を同じ強度にしているので、誰が出ても良いゲームができる」

 

DF 4 栗原 勇蔵

「今年は去年までのように無条件で出場できるカップ戦ではない。去年は、ルヴァンカップはルヴァンカップ、リーグ戦はリーグ戦だった。今年のような状況のほうがリーグ戦に出ていない選手にも緊張感が生まれるし、レギュラー組との競争も生まれる。誰でも出場機会を得られるような公式戦では、そこで結果を出してもアピールにならないし、リーグ戦につながらない。開幕してからリーグ戦で勝利がないことも理由の一つだろうけど、出場していない自分のような立場の選手にとってはチャンスでしかない。リーグ戦のメンバーの中に組み込まれながら結果を出すことで、カップ戦メンバーからレギュラーに昇格するチャンスが出てくる。今年はスプリントの距離が長い守り方をしている。マラソンをやるか短距離をやるかの違いみたいな。でも開幕してからの試合を見ていると意外とやられないし、DFとGKの連係である程度守れている。ハイラインをやったことはあるけど、これまではもう少し柔軟というか相手の状況に応じた守り方だった。(久保建英について)練習試合で対戦した感じでは一番嫌な選手だったし、点も取られた。これからガンガン点を取ると思うけど、その最初にならないようにしたい。それこそネタにされないように(笑)」

 

MF 11 遠藤 渓太

「レイソル戦では自分の良いところを出せなかった。自分にとってはリーグ戦もカップ戦も変わらない。とにかく結果がほしい。FC東京は良い選手がたくさんいて、層が厚いイメージ。でも結果を出さなければポジションを失ってしまう。自分のポジションに求められる役割は去年とあまり変わらない。ただ、ロングボールをあまり使わずサイドチェンジの時も各駅停車でボールが来るので、スピードアップのタイミングと判断が大事になる」

 

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