無料記事【コメント】J2第31節 ザスパ対大分 ザスパ森下監督コメント「やり続けるだけ」
【コメント】J2第31節 ザスパ対大分 ザスパ、0−1敗戦。勝利遠く15試合勝ちなし
森下監督「やり続けるだけ」
【結果】
ザスパ 0−1 大分
前半 0−1
後半 0−0
【得点】
28分:鈴木淳(大分)
【戦評】
またしても勝てなかった。15試合ぶりの勝利を狙って敵地・大分に乗り込んだザスパは、前節湘南戦と同じメンバー。ゴールマウスには清水慶記が立った。4−4−2のブロックを敷いたザスパは中盤でのボールカットからショートカウンターを繰り出すが、ゴールを奪えない。前半28分、舩津徹也がペナルティーアーク付近でファールを与えると、FKを鈴木惇に直接決められて先制を許す。壁に入った選手たちがジャンプした足元を狙われて、ゴールを奪われた。ビハインドとなったザスパは後半に反撃をみせるがゴールを奪えずに、0−1のまま敗れた。21位山口が勝利したため、山口との勝点差は10に広がった。勝ち方を忘れたチームは、いよいよJ3降格が現実味を帯びてきた。
森下仁志監督 「やり続けるだけだ」
「試合に関しては、最近はいつもそうだが、内容からすると、非常に残念だ。前半は縦パスを入れられたが、それは想定内だった。守備ブロックが下がるのも想定内。粘り強く守備をして早い攻撃につなげていく部分ではよくやったと思う。
後半に限っては、守備も修正して、うまくやってくれて、非常に良い内容だったと思う。不可解なPKもあったが、それを慶記が止めてくれた。守備で粘り強くやってくれた。
アタッキングサードのクロス精度、判断を上げていかないと、なかなか得点を取ることは難しい。そこは練習で続けていく。選手はセカンドボール、球際でやってくれた。走る、闘う部分はよくやってくれている」
Q バイタルエリアの改善策は?
「選手の中に勝たないとということで、力んでしまっている。普段であれば十分にやれるが、焦りがある。冷静に、全員がよい攻撃ができれば、アクションができる。精度を高めていくしかない。それも大事だが、最後は走るということ。今日も、闘えていた」
Q 止める、蹴る部分のミスは?
「それはやるしかない。シンプルにするようにしているが、自分たちがパスサッカーをやろうと思ったら、やらなければいけない。前期の大分さんとの試合に比べれば、雲泥の差。勝てなかったのは残念だが、走って、闘っていきたいと思う」
Q 山口と勝点10差になったが、志向している戦いを目指すのか?
「志向しているサッカーというか、続けるだけ、こうやったら勝てるサッカーはないので、続けていけるかどうかだ」
Q 前半の指示は?
「大分は、最初のスタートポジションで相手を動かすようなやり方なので、すこで少し迷いがあった。その守備が思ったよりも、ハマらなかった。少しブロックが押し込まれた。それが攻撃にも影響した。後半は守備が修正できたことで、よくなっていった」