「町田日和」郡司聡

【★無料公開】相馬直樹監督「前半のうちにゴールを取り切れなかったことが非常にもったいなかった」+長崎・高木琢也監督、幸野志有人、前田悠佑、田代真一【監督・選手コメント/V・ファーレン長崎戦】

■明治安田生命J2リーグ第36節・10月7日(土)16:00キックオフ
町田市立陸上競技場/3,131人
FC町田ゼルビア 1-1 V・ファーレン長崎
【得点者】町田/82分 中島裕希 長崎/58分 オウンゴール

 

■相馬 直樹監督(町田)
ーーまずは本日の試合の総括をお願いします。
「3連休の初日となりました今日、われわれの応援にたくさんの方々に集まっていただきました。最後スコアをひっくり返すことはできませんでしたが、良い雰囲気を作っていただき、本当にありがとうございました。

今節、長崎さんを迎えるにあたって、前節の東京V戦におけるわれわれはちょっと悔しい、戦い切れなかったゲームになってしまったので、最後まで戦い抜こう、最後までチャレンジャーとしてやり切ろうということを選手たちに話して、今週のトレーニングに臨んできました。そういう部分で言うと、選手は本当に前から、自分たちがボールを、ゴールを奪いに行くという意欲を見せてくれたと思います。ただやはりゴールを奪わないと勝つことはできませんし、前半のうちに最後の場面でゴールを取り切れなかったことが、今日の試合全体の流れの中で考えると、非常にもったいなかったと思います。前半の時間帯で1点でも取れたかどうか、それが最後のドローという結果に出てしまったと思います。

後半、われわれが少し間延びをしてしまい、ボールを動かすという意味でも前半のような相手の嫌な位置に入っていく回数が減ってしまいました。反対に相手の良い部分が増えてくるという展開になってしまいましたが、その中でも粘り強く守れました。オウンゴールでの失点もありましたが、粘り強く戦って、最後にもう一度前に出る姿勢を見せてくれた選手たちには感謝したいと思います。

とはいえ、ホームで勝たないといけないということは強く感じていますし、勝ち点1を勝ち点3にするべくやっていきたいと思います。次週もホームゲームなので、それに向けて今日出た課題を解消し、足りないものを選手、コーチングスタッフも含めて、それぞれが一つでも一歩でも足すこと、そうした『プラスワン』ができるようにトレーニングに取り組み、勝ち点3につなげたいと思います」

ーー中盤のメンバー構成について、ボランチで先発起用された李漢宰選手への期待と、平戸選手と戸島選手のサイドハーフの左右の位置がいつもと逆でしたが、それについての意図を聞かせてください(※右サイドハーフに戸島を、左サイドハーフに平戸を配置)。
「漢宰に関しては、少しけがで離れていました。ボランチに関しては、森村の調子も良かったですし、前節起用した谷澤も調子が悪いということではありませんが、前節の試合で私自身としてはチームがちょっとバラける時間があり、一体となって戦えなかった時間帯があったと感じていたので、CBの組み合わせを代えてゲームに臨むことも含めて、チームのキャプテンである漢宰が最終ラインの前に立つことでメンタルの部分でチームに良い影響を与えることができるだろうと期待していました。もちろん、前半の流れは彼が支えながら良い形を作ってくれました。

左右のサイドハーフの位置が変わっていたことについては、少しヘディングという部分では乾選手、田上選手を比べると、戸島を(身長が低い田上選手のいる)右サイドに置いたほうが相手は嫌がるかなと思いました。われわれはチャレンジャーですので、単純に相手が嫌がることをイメージしてそういった配置になりました。スタートだけ置いてみて、『ダメなら変えるよ』という話はしていたのですが、相手が嫌がっていたので、そのままプレーしてもらいました」

ーー松本怜大選手がベンチ外だった理由をお聞かせください。
「ドクターから詳しいことはまだ聞けていないのですが、今日はピッチで100%戦うという状況ではなかったため、メンバー入りを見送りました」

 

■高木 琢也監督(長崎)
ーーまずは本日の試合の総括をお願いします。
「先制点を取って、何とか逃げ切れば勝ち点3を取れるという状況でした。ゲームの感想で言えば、それを同点にされて残念な結果になりました。前半に関して、ゲームの内容は相手が非常に縦にボールを入れてくるチームでもあるので、セカンドボールや競り合ったときのこぼれ球からの勝負という試合になりましたし、相手は非常にコンパクトにしてくるチームで、ボールに対して人の絡みが多い状況でポイントを作ってくるチームでもあったので、かなり苦戦はしました。

後半に関しては、得点の少し前の時間帯からは相手のそうした戦い方に慣れてきて、その流れの中で点を取れました。全体としては、苦しみながらもなんとか点を取った中で、最後は僕が代わった選手に対して、要求することをもっと詳しく話をしながら彼らを送り出しておけば良かったと思います。

アウェイが2試合続きましたが、これからホームが2試合続くので、なんとかそこで良いゲームをできるようにしたいですし、アウェイゲーム2試合のドローが生かされるような内容と結果を求めていきたいと思います」

ーー先ほどのお話の中で交代出場の選手に要求するべきことを詳しく話しておけば良かったとおっしゃられていましたが、具体的にはどんなことを伝えれば良かったと思っていますか?
「具体的にボールが来たときにはこういうプレーをしなさい、相手との状況の中でディフェンスになったときはこうしなさいと、詳しく言えば良かったと思っていますし、自分の中では伝えることが薄かったかなと思っています。もう少し詳しく伝えていけば、選手たちは中からでは見えないこともありますし、自分の調子と指示をリンクさせていけば、うまくチームにパッと入れたのかなと自分自身では反省しないといけないと思っています」

ーーサイドチェンジのパスやスルーパスのスピードなど、今週のトレーニングで取り組んできたことを表現できたと思いますが、先制点を取ったあとに守りに入るのか、追加点を取るのか。監督としてはそのあたりのことをどのように考えていましたか?
「簡単に言えば、守りには入っていませんし、追加点を取ることを優先していましたが、それは時間帯によって変わります。ただそれだけです」

 

■MF 7 幸野 志有人(長崎)
強い確信を持ってスルーパスを決断できた
「なかなか難しい試合展開でしたし、ボールに触る機会も少なかったのです。ただ得点シーンに関しては最初にシュートを打って、そのこぼれ球を拾ってもう一度シュートを打とうかなと思いましたが、スルーパスを出す選択に変えられたことは良かったのかなと思っています。

相手にパスが引っかかっていれば打っていれば良かったシーンかもしれませんが、それは結果論です。冷静にプレーを判断できたことは良かったです。強い確信を持って決断できましたし、それがゴールにつながって良かったです。失点の場面はカウンターをしかけたところでボールを失ってカウンターをしかけられた場面だったと思います。僕はもう途中で代わっていたので何とも言えませんが、あの時間帯であれだけの人数をかける必要があったのかなど、試合の終わらせ方はこれまでもできていたことなので、冷静に戦えるようにしたいです。

(アウェイ2試合で勝ち点1ずつを積み上げる結果となりました)前節の山形戦も今節の町田戦も引き分けで最終盤の戦いだからこそ、引き分けという結果が痛いのかもしれません。ただ僕たち選手は一喜一憂にせずにここ2試合で勝てなかったから落ちていくことがないように、この段階だからこそ順位を気にせずに、僕たちはどうやって勝ってきたのか、それを踏まえながら戦わないといけないと思います」

 

■MF 6 前田 悠佑(長崎)
失点の場面は悪い流れが出てしまった
「たしかにトレーニングでやってきたことを表現できた部分はあるのですが、練習でやってきたことをやり過ぎてカウンターを食らう形にもなりました。後半は点を取れたことで余裕も出てきました。(1点を取った時間帯について)チグハグしている部分はあったかもしれませんが、2点目を取れる雰囲気はあったので、そこで点を取れれば良かったですが、失点場面は悪い流れが出てしまったかもしれません」

 

■DF 2 田代 真一(長崎)
いろいろな甘さが出た
「失点をした時間帯のプレーの質や精度をもう少しを詰めないと。最後に甘さが出てしまいました。しっかりと試合を締めることが大事でした。時間帯によってのプレーの選択や判断をしっかり考えないといけません。

前半はスローインで押し込まれて、長いボールが多くなる中で苦しい時間帯が来ることも想像していました。焦れずに我慢強く戦えば1点を取れるとは思っていました。

前の選手も守備を頑張ってくれるので、後ろは助かっています。だからこそ失点ゼロで終わらないといけなかったです。今日はいろいろな甘さが出ました。自動昇格である2位以内に入るにはまだまだ甘いということを痛感する結果となりました」

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