【無料記事】【練習レポート】沖縄キャンプレポ8日目『フットバレー』(17.2.6)
■妙技、連発
ふわっと宙に身体を躍らせ、バイシクルシュート、もといスパイクを地面に叩きつける二川孝広。ドウグラス・ヴィエイラが決定的なヘディングスパイクをミスして頭を抱える。それを「慌てんぼうさんだね!」とからかう中後雅喜。伝わっているのかな、その日本語は。ボールの落ちた位置をめぐり、ジャッジはしばしば紛糾した。インだ、アウトだとまことにかまびすしい。
沖縄キャンプ8日目、ゴールキーパー陣と別メニュー調整組をのぞく選手たちは、フットバレーを楽しんだ。中日を過ぎ、ここらでひと息入れたほうが良さそうだという判断だろう。
この日、ロティーナ監督は練習前に少し話しただけで、ホテルに戻った。昨日、川崎フロンターレとのトレーニングマッチで長時間強い日射しを浴び、体調を崩したそうだ。沖縄の寒暖差の激しさにも影響を受けたか、悪寒を覚えるらしく大事を取ることになった。
また、川崎戦で負傷した安西幸輝、澤井直人は精密検査のために今日朝一の便で帰京。少しでも早い回復と、穏やかに過ごせる日々を祈る。
【遠征の必須アイテム】
サッカー選手は遠征する機会が多く、ピッチ外の時間をどう快適に過ごすかは大事になってくる。そこで、高木大輔に訊いた。ホテルでの生活に備え、いつも持っていくアイテムを教えてもらえませんか?
「これは唇に塗るワセリンで、こっちは化粧水。寝る前につけるやつです。あとは練習前につけるのと、右端のは髪用ですね」
高木大は懇切丁寧にコスメグッズを説明してくれた。どうりで、ツルツルのきれいな顔をしているわけだ。「僕、意外と女子っぽいところがあって」と言い、へへへと笑う。昭和の時代に育った僕は、世代間ギャップに愕然。相手が選手でなければ、うるせえよとひっぱたいている。ま、Jリーガーは人から見られる仕事だからね。身だしなみにも気をつかうのだ。