【無料掲載】写真で振り返る2016新体制発表会 その1（写真19枚）
小倉隆史GM兼監督によるチーム方針の発表や、中林尚夫専務によるクラブ方針の発表に加え、新加入選手たちの様々な顔が見られた今季の新体制発表会。その模様を写真で振り返る。
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- オープニングではスタジアムでの選手紹介ムービーばりの気合いの入った映像が流れ、「グランパスでひとつになる幸せ」という新たなクラブのキーワードが発表になった。
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- 新体制発表会の冒頭は久米一正社長が挨拶。「私どもの目指していく大きな改革におきましては、グランパスに関わっていただいているすべての方々の信頼が大きな力になると考えております」と、サポーターとの共闘を願った。
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- 久米一正社長に続いては中林専務が登場。事業面から見たクラブ方針、経営戦略について「Grampus Rivival Plan」と題し、見事なプレゼンテーションを見せた。
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- 中林専務が説明したクラブ方針でも、「グランパスでひとつになる幸せ」というキーワードは強調された。
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- クラブ方針におけるビジョンは5つ。家を出てから帰るまでの1日を「ゲームデー」として、試合観戦を含めた1日を丸ごと楽しめる仕掛けを考察していくとのこと。
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- ビジョンその2は「聖地を創り出す」こと。実現を目指す名古屋市内の専用スタジアムだけでなく、既存のパロマ瑞穂スタジアム、豊田スタジアムを含めた“グランパス二都物語”の追求を改めて宣言した。
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- ビジョン3つ目は「誰もが顧客になりうる」。名古屋と豊田、みよしだけでなく、愛知、三重、岐阜の東海地域1100万人を相手に観客数の増加を狙った活動をしていく。
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- 4つ目のビジョンは「タッチポイントを圧倒的に拡大する」。あらゆる場所、催しなどでの名古屋の露出を増やし、興味を持ってもらう機会を増やす。
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- 5つ目のビジョンはここまでのビジョンを達成するための方法論。「クラブに関わる全ての皆様と実現する」。ここにもグランパスでひとつになる幸せ、というキーワードが息づいている。
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- 「僕の説明、報告も拙くて、ひょっとするとお聞き苦しい点もあるかと思います。あらかじめご容赦願えますよう、お願い申し上げます」と前置きしたが、見事なプレゼンを展開していた。
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- 中林専務の次に登壇したのは小倉GM兼監督。以前より「詳しくは新体制発表会で」と口を閉ざしていた今季のチームコンセプトについて、説明した。
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- 新体制のチームコンセプトの根幹となるのがこのピラミッド。「FOOTBALL STYLE」を頂点に、それぞれを下で支える「FOOTBALL PRINCIPLE」「MENTARITY」という基本的な考え方だという。
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- 「FOOTBALL STYLE」の説明。就任会見で挙げた3つのキーワードが盛り込まれている。小倉GM兼監督は「選手それぞれがしっかりその場面場面で判断して、瞬時に反応していかないといけない。スマートさ、サッカーIQといったものが、高くなければいけない。こういったスタイルに合わせてやっていこうとすると、現代サッカーは僕がやってきたようなサッカーよりもコンパクトでスピーディー。スペースもなく、狭いところにパスを通す技術も難しくなってきている。そして組織として動くためには、しっかりと共感しあってなければ、なかなかできるものではありません」と話した。
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- 小倉GM兼監督はステージ上で時に大きな身振り手振りを交え、熱弁をふるった。
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- 5人目まで連動するサッカーを説明するのに、小倉GM兼監督は「では目を閉じてください」と言い、DFラインからゴールまでの一つの展開を話して聞かせた。
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- 「FOOTBALL PRINCIPLE」の説明。「勝ちにこだわり、そのためにゴールを奪い、ゴールのためにボールを奪い返す。その力強さを出す」と、きれいなサッカーではなくあくまで勝利にこだわることを打ち出した。
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- 「MENTARITY」は8つの項目として挙げた。これはユースなどの育成にも共通する考え方とのこと。
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- イベント後半は重厚な前半とは打って変わってライトな展開に。まずは今季のチームサポートソングを歌う2組のアーティストが紹介された。写真は昨年も同様にサポートソングを提供したBANTY FOOT。
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- 名古屋を中心に活動するピアノロックバンド「qaijff(クアイフ)」。バンド名はヨハン・クライフの名前をもじったものであり、右端のベーシスト内田旭彦は吉田麻也らと同期のグランパスユース出身という異色の存在だ。
