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赤鯱新報

【高木義成通信員の岐阜通信】第1回:岐阜で戦うということ。


2015年大みそかの夜、大のオッサン36歳二人が「移籍しちゃったけど、これからも何かやろうよ」と話す機会がありました。その結果、生まれたアイデアがこの「高木義成“通信員”による、岐阜生活のコラム」です。
こんなに近いのに、どこか遠い存在だったFC岐阜。「なんで赤鯱新報で岐阜の情報?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、同じ地域のJクラブとして、もっと交流しお互いに盛り上がっていけたらと自分は考えます。その架け橋役として、高木義成という選手はこれ以上ない適任です。これから不定期ではありますが、同級生コンビで純粋に面白いコラムを作っていければと思いますので、こちらもぜひお楽しみください。
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どうも!高木義成です。ご無沙汰しております。今季から「赤鯱新報」で“通信員”として岐阜生活のコラムを担当することになりました。とりあえず面白おかしく、時に真面目に岐阜での日々を綴っていくので、生温かく見守っていただければと。

第1回:岐阜で戦うということ。

岐阜での日々でまず思うのは、練習量の多さだね。2時間越えは普通にあるし、GKは早出もよくある。20分から25分くらいは早く出てやってる。GKのトレーニングも毎回みっちりとやりたいから、チームのトレーニングと一緒に始めちゃうと最後の紅白戦とかに間に合わなくなっちゃうんだよね。だから早く始める。昔の部活動の頃を思い出すキツさだよ。チームの練習量が多いことはラモスさんが監督って時点でわかっていたけど、やってみるとやっぱりけっこうキツイもんだね(笑)。キャンプでは3~4時間やったこともあった…。でも、何とか岐阜のためにって思うと今は頑張れる。そう思ってやらないとダメだし、プロスポーツクラブが他にない県で、これぐらいの盛り上がりではもったいないからさ。まだまだやれる部分があると思うよ、FC岐阜は。

厳しいことを言えば、J2だけど、まだJ2のレベルにない。チームもクラブも。だけど中にいる人間が何とかしようと必死で頑張っているから、オレも経験のある選手として頑張りたいって思える。だからこそ頑張れる。これはきれいごと抜きでね。自分が今いるクラブのためなら、土のグラウンドで泥だらけになって練習をして、シャワーもないからそのまま帰ることだって受けいれられる。これからの試合でオレもスタメンが取れない、外されるってことがあるかもしれないけど、そこで最年長の選手がどんな振る舞いをするかも大事。そこでチームの芯ができると思うからね。

もしそれが嫌なら、自分でスポンサーを探すしかないよね。当面の目標はコインランドリーの契約を勝ち取ること。FC岐阜の選手が来たら使わせてくれるコインランドリーとかさ。この生活をやってみて思ったのは、一番のストレスになるのは洗濯なんだよね。洗濯自体は別にストレスじゃないけど、土がついた洗濯物をそのまま洗濯機に入れるわけにはいかないから、まずは水洗いするわけ。そういう手間がさ…。コインランドリーくらいのちゃんとした洗濯機ならそのまま入れられるから、この差は大きいよ。個人的には、岐阜にはクラブの契約するお風呂屋さんがあるんだけど、家族の住む名古屋に帰った時に、ウェルビーさんにお世話になりたかったりして…(笑)。

でも、そう思うと今までのキャリアは恵まれていたと思う。ヴェルディもオレが移籍した後に自分で洗濯することが始まったみたいだし、グランパスを含め、特別に環境が良いクラブにいたんだなって。かと言って、今それがうらやましいかといえばそうではないんだよ。矛盾しているように聞こえるかもしれないけど、「洗濯しなきゃいけないんだ」って思ったとしても、オレは自分からFC岐阜への移籍を決めたんだから。グランパスの元チームメイトに「お前らは恵まれてるぜ」っていう気は微塵もない。

今までにない環境でのプロサッカー生活を送る高木義成。しかしかつての師と個性的な仲間たちの中で、実に充実した日々を送っているようだ。

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