バスケットボール・クラッチ

2018.10.12(金)栃木ブレックス 対 富山グラウジーズ「試合レポート」

2018.10.12(金)

〇栃木ブレックス104 ― 富山グラウジーズ84

?試合レポート

全体的にブレックスのシュートがよく決まる試合だった。

ブレックスは、出だしからアグレッシブにプレー。田臥のファーストシュートが決まると遠藤、ロシターと順調に得点を重ねていく。途中出場の橋本晃佑、渡邉裕規もタイムアウト後に連続で3ポイントシュートを決めるなどして25187点リードして第2Q(クォーター)を迎えた。第2Q開始早々にはギブスがスティールから得点し、竹内公輔、鵤も得点。4228とブレックスペースで試合が進んだ。

圧巻だったのは、このクォーター終了間際の鵤のシュート。バックコートのフリースローライン手前からチェストパスのように両手で放たれたボールはぐんぐんと伸びていき、きれいにリングを潜り抜けた。3ポイントブザービーターが見事に決まり、観客は大興奮。前半最後の最後にビッグショットが決まり、5136で前半を終えた。

前半が終わった時点でのブレックスの3ポイント成功率は7/9(77.8%)と驚異的な数字。一方、2Pシュートは13/2846.4%)。3ポイントの方が確率がいいという驚きの数字となった。

第3Qは田臥の連続シュートでスタート。さらに、後半から鵤が積極的にゴール向かってアタックし、このクォーター残り3分を切ったあたりから3本シュートを決めるなどして8058で第4Qを迎えた。第4Qは、渡邉がシュートを決めるなどして突き放し、相手に一度も追いつかれることなく10484で快勝した。

試合序盤からディフェンスでターンオーバーを誘い、リズムをつかんだ。その後も、ゾーンを仕掛けたり、前からディフェンスにあたるなど、激しいディフェンスを徹底した。

試合では、富山の宇都を遠藤がしっかりと抑え、思うようにシュートを打たせなかったことに加え、相手のスミスを抑えるギブスに、ロシターがダブルチームにいくなど、スミスをしっかり押さえることができたことが勝利に大きく貢献した。

 

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