「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【監督会見 J2第30節 新潟-福岡】「素晴らしい連携が出て、そこで点を取れたのは次につながる」/井原正巳監督

2018明治安田生命J2リーグ 第30節
日時:2018年8月26日(日)18:03キックオフ
会場::デンカビッグスワンスタジアム/10,463人
結果:アルビレックス新潟 0-3 アビスパ福岡
得点:[福岡]石津大介(14分)、ドゥドゥ(32分)、松田(90分+1)

◎井原正巳監督(福岡);
Q:試合を振り返って
「まず、この雨の中、多くのサポーターが新潟まで駆けつけてくれて、素晴らしい声援を送ってくれました。我々の本当にパワーになりましたし、今日、勝点3をプレゼントできて良かったなというふうに思っています。
新潟さんは連敗されている中、監督が正式に決まって、本当に気持ちのところを前面に出してこられるだろうという予想の中、ゲームに入りました。まず球際のところ、セカンドボール、切り替え、そういうところで絶対に負けないようにという形でスタートしました。選手たちは本当に90分間、相手よりも走って、球際も上回ろうというところを実践してくれたかなというふうに思っています。前半は、いい形で2点取れて、後半の戦い方というところでは、ここまでのリーグ戦では、なかなかダメ押し点を挙げて勝つという試合が少なかった中、今日、3点目を取れて勝てたということは、チームとって大きかったと思いますし、前節、栃木さんに負けましたが、連敗しないということが結果的にできたことと、新潟さんにはホームで負けているので、新潟さんに対しても連敗しないということが達成できたので、次の9月につながるかなと思っています。9月は上位とのゲーム、そして7試合もゲームが待っているので、しっかりとチーム一丸となって、総力戦で9月を乗り切れるように、また準備をしていきたいと思います」

Q:2点リードしていましたし、リスクを負う必要のないゲームで、最終的に3点目も取りましたが、後半は、もう少し自分たちでゲームをコントロールしたかったなという印象もあります。監督は、どのように見ていらっしゃいますか?
「理想を言えば、自分たちがゲームを支配して試合を運ぶことができる時間帯を、もう少し長くしたかったとは思います。けれど、新潟さんもパワーをかけてきたと思いますし、そういう中で、まずは守備の時間はしっかりと耐えて、カウンターを狙える、あるいは攻撃のところでボールをしっかりとつなげながらゴールに迫るということができていた時間もあったと思います。3点目を取る時間帯までが少し遅かったという印象はありますが、レオミネイロ等が何回かチャンスを作ったりとか、あるいは、そういうところで仕留められていれば、より、ゲームとしては締まったかなと思いますが、ただ最終的には新潟さんのパワーあふれる攻撃、特にサイドからのクロスを含めて、全員で粘り強く体を張って守り切れたと思いますし、選手の頑張りというのは今日は本当に素晴らしかったと思います」

Q:前節は得点が取れなかった中で、今日は、特に石津選手、ドゥドゥ選手を中心にコンビネーションの良さも見えました。どの辺に違いがあったと思いますか?
「今日はボランチから前は前節と同じメンバーで、リベンジして来いという意味も込めて、敢えてメンバーを代えずに望みました。練習等でも、ずっと攻撃の形を作るトレーニングをしていますし、新潟さんは、もちろん栃木さんとは守備の仕方が違うのて、そういう中で、今日は非常にいい形が多かったですし、お互いの距離感等、素晴らしい攻撃と言いますか、素晴らしいコンビネーションが出た場面が何回かあり、その中で点を取れたのは次につながると思います」

[中倉一志=取材・構成・写真]
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