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平松昇に聞いた群馬戦、金沢の印象、そして初めてのホームゲームに向けて【コメント・無料記事】

前節の群馬戦でいきなり出場した平松昇。連戦だったため、フルでのチーム練習をほとんど行わないままでの出場となったが、今後への期待が高まるプレーを随所に披露してくれた。そんな平松に群馬戦翌日に初めて話を聞くことができた。

ーー群馬戦は76分から交代で出場。加入後いきなりのゲームだったが、自身の出来をどう見ている?
「チームの流れもいい状態での途中出場だった。そのなかで時間のわりにはボールにもたくさん絡むことができた。リズムをうまく出せて、少し違ったアクセントはつけることができたのかなとは思っている」

 

ーー大石竜平選手が走ったところで裏に出すようなボールもあったが、ああいったプレーも自身の特徴?
「そうですね。左足で蹴られる位置でもったときは積極的に動き出した選手を活かしていくことを強みにしている」

 

ーー献身的な動きなども柳下正明監督は評価しているようだったが、その他、自身の強みなどは?
「やっぱり自分の特徴は攻撃でリズムをつくったりチャンスメイクをするところ。でもハードワークとか積極的に動いて守備をするのがベースなので、そこをしっかりやったうえで自分の特徴を出していけたらなということを(前節では)強く意識した」

 

ーー群馬戦の終了間際には体を投げ出してフィードを防ぐような場面もあったが?
「ああいうのは試合のなかで必要なプレー。状況に合ったプレーをしっかりできるようにしたい」

 

ーー試合前日やピッチに入る前に柳下監督からはどんなプレーをしてほしいと言われた?
「守備のところでは目の前の選手に自由にやらせないということは言われた。試合でもそこを強く意識していた。攻撃では自由に自分の特徴を出していくように言われていた」

 

ーーこのチームほど人についていく守備は他のチームではあまり経験がないと思うが?
「正直あまり触れてきてはいないが、それぞれの(監督で)色ややり方はあると思う。そこにすぐに慣れていきたい」

 

ーー練習では左サイドハーフも右サイドハーフもこなしていたが、得意なポジションはある?
「基本的にはずっと右サイドをやってきた。攻撃的なポジションならフォワードでもトップ下でもサイドでも大丈夫だし、湘南ではボランチもやらせてもらっていた。基本的にオフェンシブなポジションはどこでもやってきている」

 

ーー湘南ではシーズン序盤は試合に絡んでいたが、シーズンが進むにつれて出場機会が減ってきた。どこに課題を感じていた?
「最初に感じた課題はインテンシティ。個人として防ぐところや攻撃でアクセントをつけるところはもっと出していかないといけないと強く感じていた。あとは、どういう状況で自分の強みを出すのかということも考えていかないといけないなと。そういうところで難しい時間を長く過ごした」

 

ーー金沢で試合に出ることでそこも克服していきたいと?
「もう一度自分を見つめ直して成長するために、強い気持ちをもってこの決断をした」

 

ーー湘南では元金沢の毛利駿也選手や堀田大暉選手もチームメイトだったが、このチームのことを聞いてきた?
「急な話だったので相談ということはできなかったが、いくときには『金沢はいいところだよ』とすごく言ってもらった」

 

ーー毛利選手は背番号も近い(平松:18、毛利:19)ので、ロッカーも隣だったのでは?
「そうですね。ロッカーも近かったし、いろんな話もさせてもらいました。駿也くんには『魚がおいしいよ』って言われてきた」

 

ーーご自身は石川県や金沢市にきたことは?
「高校(清水ユース)のときに和倉への遠征で1、2回きたことがあるだけ。観光地というイメージはあるが、和倉ユースきたときは観光なんかはする時間はなかった」

 

ーー金沢というチームのイメージはもっていた?
「アグレッシブにサッカーをする印象はもっていた」

 

ーーJ2のチームはあまり知らないかもしれないが、次の町田にはどういう印象をもっている?
「個人としてうまい選手が多い。1対1のところで負けないということがすごく大事」

 

ーーJ2の情報もスッと出てくるが、JリーグはJ2もけっこう見る?
「ハイライトが多いけど、見るようにはしている」

 

ーー次は加入後初めてのホームゲーム。サポーターにどんなプレーを見せたい?
「やっぱり金沢の一員としてしっかりアグレッシブに戦いたい。そして自分の特徴を出して、新しい攻撃を自分が出せていければと思う」

 

ーー明日(31日)は練習が休みだが、荷物の整理などはもう終わっている?
「引っ越ししたばかりなので、明日一気に片づけをやるつもり(笑)」

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