「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆【コメント】石井正忠監督「カウンターを受ける形で失点してしまって、そこが一番痛かった」/1stステージ第8節柏戦(2016.04.24)

■石井正忠監督(鹿島):

今日は立ち上がり、少しレイソルさんのボールまわしに戸惑った部分はあったと思うんですけど、途中から積極的に前にボールを取りに行って、プレッシャーをかける形から落ち着いて対応できるようになったと思います。前半の終了間際に、自分たちの攻撃の形からカウンターを受ける形で失点してしまって、そこがやはり一番痛かったかなと思います。後半の2失点目の奪われ方は崩された形なので、そこは修正しないといけないと思っています。全体的には自分たちのペースで試合を進められたと思いますし、チャンスはつくっていたお思うので、やっぱりそこを決め切らないと勝てないんだな、ということになりました。今日も、15千人ほどのファン、サポーターの皆さんに見に来ていただいたんですけども、勝利を見せることができなくて申し訳なく思っています。

 

――ハーフタイムに、失点したことを受けてどう対応、修正されたのでしょうか?

あの失点場面に関しては、最初のうちがペナルティエリア内に入ったところのジャッジのところでプレーが止まってしまったところがあるので、その辺は切り替えていこう、という形で、必ず後半自分たちのペースになるんだということと、あとはもう少し相手陣内で落ち着いてサイドを起点として、サイドチェンジを多く使おうという形で話はしました。それは非常にできていたんじゃないかと思います。

 

――守備のときと攻撃のときに明らかにやり方が違う変則的な戦い方を相手でしたが、その辺でやりづらさがあったのでしょうか?あとレイソルさんは好調ですが、どの辺に強さを感じましたでしょうか?

相手に対応する部分については、相手の後ろ3枚でまわしてくるディフェンダーに対して、どういう風にプレスに行けばいいかというのを少し戸惑った部分があったので、そこをハッキリして2トップ二人とSBを行かせる形にして、プレスをかけていこう、後ろからしっかり人数を余らせずにプレスに行こうという形である程度は対応できたと思います。

あと、レイソルさんは攻撃のところでパスのテンポが非常にいいな、と思いました。攻撃の優先順位をつねに考えながら、相手を広げながら中へ攻撃する形を狙っているんじゃないかなと思ってますし、今日はその形は少なかったと思うんですね。逆に、うちのSBの背後に流れる形の攻撃が多かったんじゃないかと思います。それはうちの守備がある程度しっかりして制限できたからだと思うので、レイソルさんがいつも見せるような攻撃というのは無かったんじゃないかと思います。でも、攻撃のテンポは非常によくて、あと選手も若い選手が多いので非常に運動量があるな、と思いました。

 

 

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ