「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆大岩剛監督「試合を通じてゲームコントロールできた90分だったんじゃないか」/明治安田生命J1リーグ第31節 コンサドーレ札幌戦(2017.10.29)

■大岩剛監督

試合を通じて、非常にゲームコントロールできた90分だったんじゃないかと評価しています。札幌さんが前半からタイトに、アグレッシブにやってきたので、そこを受けてしまった部分はありますけど、うまく自分たちでコントロールできて、自分たちの流れに引き戻したんじゃないかと感じています。

 

――チームとして結果が出てなかったなかでの試合でしたが、どういう部分を立て直したのでしょうか?

ここ2試合のことですよね。この2試合に限って言えば敗戦はしてますけど、試合内容は非常にいいものだったと選手にも伝えました。ただ、自分たちが90分のゲームのなかで状況を読み、その都度なにをしなければいけないのかをもう1回全体で意思統一して、それが今日の試合で生きたんじゃないかと感じています。

 

――選手を送り出すときにかけた言葉。それと相手がタイトに来たときにどういうことをすれば流れを引き戻せると感じていましたか?

これは試合に入ってみなければ相手のアグレッシブさは感じられないわけで、試合に入ってすぐに状況を読もうよ、と。これは毎試合言ってるんですけど、それを徹底しようということを伝えました。この2試合を通じて、気持ちが入ってないわけじゃないんですけど、要所要所のプレー強度をもう少し高めていこう、と。そして、もう1回自分たちのやってきたこと、アグレッシブさ、攻撃で言えば積極的に追い越していく。ボールホルダーに対して積極的に絡んでいく、と。守備で言えば前線からしっかり制限をかけながらアグレッシブに、と。もう1回原点に帰ろうよ、という話をして送り出しました。

 

――残り3試合になりましたがどういった戦いを貫いていきたいでしょうか?

ここまで来たら自分たちのいままでやり続けてきたことを、最終節、最後のホイッスルが鳴るまでやり続けることだと思います。それを選手に伝えたいと思います。

 

 

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