デイリーホーリーホック

【HHレポート】若手5選手が街中で新ホームゲーム告知ポスターを配布 (2013/5/14)※全文無料公開

ファンサービスしながら200枚以上配布

5月9日、水戸ホーリーホック選手達が水戸市内の商店街各所でホームゲーム告知新ポスターの配布活動を実施しました。選手が配ることで地域の人々に選手やクラブの存在を知って貰おうと行われたもので、2010年以来、柱谷体制では初の試みです。
この活動を担当したのは、新ポスターに掲載されている若手5選手。水戸市内のくろばね商店会付近を笠原昂史選手、下市界隈を山村佑樹選手と二瓶翼選手、水戸駅北口の商店街を内田航平選手と三島康平選手がサインや写真撮影のファンサービスをしながら、200枚以上を配布しました。

選手達の勇姿と今週末開催のFC岐阜戦から7月14日のファジアーノ岡山戦までのホームゲームの日程が掲載されたこのポスターのキャッチコピーは「勝つのは俺達だ」。これは新チャント「get win」の歌詞の一部が採用されています。
素晴らしきクラブとサポーターのコール・アンド・レスポンス。共に戦い抜く両者の絆とモチベーションが更に高まりそうですね。


【写真 米村優子】

女子高生に囲まれて黄色い声援も

今季大活躍中の内田選手と三島選手の“Wコウヘイ”コンビは、水戸スタッフと共に水戸駅北口の「居酒屋てんまさ」からスタート。日頃、ポスターを掲示してくれている一店舗ごとに挨拶して回り、折り返し地点の南町二丁目交差点からホームゲームの売店でお馴染みのご当地B級グルメ「水戸ちゃあしゅうバーガー」まで、45店舗に約100枚を配布しました。
選手達と握手を交わした嶋田圭佑君(茨大附属小3年)は「前にエスコートキッズをしたことがある。今日も選手達はとても大きくてカッコ良かった。今後サッカーをやってみたい。ホーリーホックを応援して行きたいです」と笑顔。
道中では水戸二中出身の岡田明久選手と同級生の孫がいる店員の方と遭遇したり、帰宅途中の女子高生に囲まれて黄色い声援を掛けられる事も。
「選手がわざわざ来てくれるなんて最高だね」「街おこしに貢献して貰っていて有難い」「水戸の名を全国に広めてくれるのは、今はホーリーホックだけだから応援している」「プロ選手のスーパープレーを観てみたい。更なるレベルアップに期待しています」など、地域の人々の温かい言葉や激励も選手達へ届けられました。


【写真 米村優子】

地域クラブの選手としての責任を自覚

ヴィッセル神戸時代に商店街での募金、学校訪問などピッチ外活動の経験がある三島選手は「心良くポスターを貼ってくれる人、試合結果を知ってくれている人が多かった。少しでも観客が増えるように、もっと喜ばれるようにこれからも頑張って行きたいです」。
初めて水戸駅北口の商店街を歩き、気になった靴専門店やセレクトショップに行ってみたいとも話していた内田選手は、「結果を知っている人もいて、地域の人達も観てくれているんだなと実感しました。自分、チームのためにもサポーターをもっと増やしていければと思いました。これから街中で名前を呼んで貰えるように頑張りたいです」と地域クラブの選手としての責任を自覚していた様子でした。

J2リーグは日曜中心のゲーム日程等によりスケジュール調整が難しく、なかなか選手が地域活動に参加出来ない現状が続いています。
「こういった小さな取り組みがいずれ大きなものを生み出していく」(内田選手)と選手達も地域活動の重要性を改めて実感していた今回のポスター配布。より大きな地域愛に支えられる市民クラブとなるために、今後も出来る限り継続的な活動に期待したいですね。


※ポスター配布中、偶然ホーリーホックラッピングバスが駅前通りを通過


※商店街ぐるみでホーリーホックを応援している「南町二丁目商店街振興組合」付近は、スポンサーも多く、ホーリーホックの幟がたくさん飾られている。
【写真 米村優子】

(米村優子)

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ