鈴木「久しぶりの地元での試合」前田監督「この一戦をしっかり楽しみたい」前期苦しんだ相手、浜松戦に向けて【F2第12節・vs浜松】[フットサル]
2019年11月28日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)
▼NEXT MATCH
Fリーグ2019/2020ディビジョン2 第12節
アグレミーナ浜松 ― Y.S.C.C.横浜
2019年11月30日(土)19:00 焼津シーガルドーム
開幕前、浜松は優勝候補の筆頭とも言われていた。F1を経験した者が多く個の力はリーグトップクラス。遊び心のある足技に加え、心理的な揺さぶりをかけてくるうまさを兼ね備えている。そしてYSが前期、最も苦しんだ相手のひとつである。
前期での対戦では、浜松の個の力を見せつけられてしまった。やりたいフットサルはさせてもらえずファウルを積み重ね、流れをつかめないまま終わった。だが、勝敗は内容ではなく結果で決まる。あの試合後「悔しいの一言」と前田監督は言いながらも「この勝ち点3がすごく大きい」と言葉を残した。樋口の得点を守り切り、1-0で勝利を手にしていた。
浜松は現在5位、優勝の芽はない。そのことも返って怖いところでもある。だが今、優勝候補筆頭はYSである。そして優勝に必要なものはこれまで通り、勝ち点3を積み重ねること。さらに貪欲になった彼らは、焼津へ向かう。
▼泥臭くしっかり勝ち点を
前田佳宏 監督
前田 前回のイメージからすると相手の特徴は対人に長けていて個でしっかり押し切ってくるチームですので、1対1で負けない強さとメンタリティが重要です。前期の時はファウルトラブルが起きてしまったので、自分たちの良さを前面に出すというよりは勝つためにだけやったような感じでしたが、試合は勝つことが大事ですのでアウェーでもしっかり勝ち点3を獲ってこれるようにしてきます。
年内のリーグ戦2つをしっかり乗り切るためにも、この一つ目のアウェーゲームを勝ち切りたいと思います。僕らは泥臭くしっかり勝ち点を獲れればいい、それが僕らの一番いい形だと思います。
――2位の北九州との差はまだ勝ち点3ですので、勝ち続けていかなければいけないと思います。
前田 リーグ戦を戦いながらもトーナメントを戦っているようなイメージです。リーグだろうがトーナメントだろうが一戦にかかる思いや重さは変わらないと思いますがこの一戦をしっかり楽しみたい、そういう環境でもあると思います。この一戦を楽しめる、この一戦に全力を出すという環境でもありますので、この一戦を全力でぶつかりたいと思います。
▼地元での久しぶりの試合
鈴木陽太
鈴木 特徴ある選手が多いですけども、その特徴も前回の対戦でみんな掴めていると思うので、そこをやられないようにカバーの仕方を意識して戦いたいと思います。
地元での久しぶりの試合なので楽しみです。僕は向こうでやっていた時のチームメイトも見に来てくれますし、頑張りたいと思います。