Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

【ニュース】第5回新型コロナウイルス対策連絡会議を開催。日程の更なる延期と新たな課題も提言される。

4月3日(金)午前、JリーグとNPB合同の「第5回 新型コロナウイルス対策連絡会議」が行われ、会議後に記者会見が行われた。

写真撮影:3月23日

今回の会見では、3人の専門家からは「非常に厳しい状況で4月の開催は非常に難しい。現段階ではできる限り時間を延ばしていただきたい(賀来氏)」「選手関係者の皆様には十分に健康管理していただいているが、感染を受けている状況。新しいフェーズに入ってきている。今後はどこでも起こりうる可能性が否定できない(賀来座長)」「今はピークに差し掛かっている現状なのは共通認識(三鴨氏)」「感染が市中で広がる時期に差し掛かっている中、明日陽性者が出てきてもおかしくない状況です。専門家会議が出した基準よりもさらに厳しい対応が必要ではないか(館田氏)」と一層の危機感を口にした。

Jリーグでは今後の日程について、「(日程について)今日のご助言を元に、臨時の実行委員会をしかるべき早いタイミングでセットしようと思っています(村井チェアマン)」とした。また今回の専門家会議を通して「無観客であっても選手の移動やスポーツバー等々での観戦や周辺エリアでのリスクも考えれば、あまり細かく見て行ってここであれば安全であると判断することへの危険性を認識しました。今後の全体的なベースとなる議論をクラブと行いたい(村井チェアマン)」と新たな課題についても言及した。

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