「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

戸嶋祥郎「戦う姿勢を見せて、チームの力になっていきたい」/J1 第19節 柏 vs 浦和【試合終了後コメント】

○戸嶋祥郎

−9か月ぶりの試合でしたが、プレーした感触、ピッチに立った感想は?

「個人的には途中で入ったからか、実戦だったからかわからないですけど、心肺のところで差がありました。試合の入り方やコンディションは引き続き試合でやっていくしかないので、やっていきながら、今日みたいにチャンスをもらったときにどんどん上げていけたらと思います。その中でチームとして失点の時間や失点の仕方も含めてばらつきが出てしまったので、そこを合わせることができたらよかったですけど、そこは悔しいところです」

 

−久々の出場でコンディションが上がっていない中でも、戸嶋選手の持ち味であるハードワークするところ、剥がされても2度追い、3度追いをして、球際も厳しくいくという持ち味は出せていたと思います。瀬川選手もそういう部分が大事だと話されていました。

「僕もスタジアムで見ている機会が多くて、単純に強度が低いと感じていたので、戦術どうこうよりはそこの強度を保ったり、一歩早く動くことで優位性をとっていくチームだと思うので、そこは自分の良さだと思うので、力になっていけたらと思ってやっていますし、今日はそこまで小技とかはなかったので、そこは自分でもよかったかなと思います」

 

−苦しかったリハビリ期間を振り返って。

「苦しさはそんなになかったんですけど、自分の中ではもう少し早く治したかったですけど、思ったより痛みが引かなかったので焦れてしまったというのはあったので、その焦りであったり、いつ治るんだろうという感覚はありました。そこが一番苦しかったと思います」

 

−高橋祐治選手が、戸嶋選手がいたから頑張れたと話していましたが?

「僕も祐治さんがいたことで、ほぼ同じようなプログラムでリハビリの強度が上がっていったので、同じメニューを一緒にやりながらできたのは、一人ではなく二人で、ときには三人、四人という時もありましたけど、仲間と復帰に向かっていけたのはよかったと思います」

 

−試合前のメンバー発表と、ピッチに入るときに盛大な拍手で迎えられましたが、それを聞いて感じたことは?

「やっぱりリアクションは感じていたので、いろいろな人が支えてくださったり、応援してくださっていることは感じていたので、少しでも支えてくださった方がに恩返しをしたいと思ってピッチに入りました。それができなかったのが残念です」

 

−これからピッチでどういうプレーを見せていきたいですか?

「今日みたいに最低限戦う姿勢を見せることが自分の良さだと思うし、出していきたいです。ボールを落ち着かせるプレーや流れを読むところ、読んで実行するところをやっていきたいと思います。チームの中心になれるように頑張っていきたいと思います」

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