湯麺戸塚にいく(海江田哲朗)【J論】

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無料記事【Jうぉっち】[ジュビロ磐田]大久保&森谷の元川崎コンビを解析①タイミングよくディフェンスの裏を狙うホットライン

ジュビロ磐田はヤマハスタジアムで鹿島アントラーズと対戦し、1−1で引き分けました。この試合ではジュビロ磐田に加入した森谷賢太郎が先発。ジュビロの一員として元川崎の同僚である大久保嘉人と同じピッチに立ちました。

大久保も待っていたというだけあり、久しぶりでもさすがのホットラインを形成し、対戦相手のアントラーズも嫌がるようなパスを通して、全体的にあまり多いとは言えなかったジュビロのチャンスを生み出しました。

①前半10分 タイミングよくディフェンスの裏を狙うホットライン

結果的にはゴールラインを割ってしまいましたが、アントラーズの意表を突いたタイミングでの効果的なロングパスであり、通ればベストでしたが、ラインを下げさせる効果は十分にありました。

ジュビロのポゼッションになった状況で田口泰士が高橋祥平と左サイドの高い位置にポジションを取る松本昌也の間でボールを受けて、GKカミンスキー、さらに3バック右の大南拓磨へと渡ります。

ここから右ワイドの山田大記につなぎ、大南はその外側を追い越す動きをして、鹿島のディフェンスを同サイドに引きつけて、その流れで中盤から大南がいたポジションに下りた森谷が斜め後ろのパスを受けてルックアップします。

この流れでアントラーズの4−4−2の3ラインはサイドに寄り、しかも中盤と最終ラインの距離が15メートルほど開いていました。この瞬間に大久保が右センターバックの犬飼と右サイドバックの内田の間から動きだし、森谷がタイミングよく縦のロングボールを入れます。

大久保が内田の背後でバウンドしたボールをおさめて、アントラーズのディフェンスが間延びしたスペースでアダイウトンが折り返しを受ければシュートに持ち込めるシーンでしたが、少し風で外側に流れたことで大久保が合わせられず、ゴールラインを割りました。

狙いは面白く、アントラーズのディフェンスも後手に回っていたのでボールが合えばというシーンではありましたが、コンパクトなディフェンスで、かつ厚みのある攻撃を仕掛けていたアントラーズに対して、こういうボールを入れること自体が試合展開の中では有効なので、森谷と大久保のホットラインがうまく生かされたシーンでした。

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