「川崎フットボールアディクト」

【速報レポート】J1 第23節 川崎vs札幌 ミスで失点するが、2−1で逃げ切り

■中村憲剛の先制弾でリード。追加点こそ奪えなかったが、1−0で後半へ
戦前の予想通りフロンターレがボールをコントロールする展開に。最終ラインを5枚にして引いて守る札幌に対しあせらず攻撃。無理に中で勝負せず、サイド攻撃を織り交ぜて札幌を揺さぶる。
前半13分の先制点は、タテに入れられる場面では鋭く縦パスを入れる、という姿勢がゴールに繋がったもの。大島僚太からの縦パスを家長昭博がダイレクトでシュート。このこぼれ球を中村憲剛が詰めて1点をリードした。

追加点こそ奪えなかったが、試合自体はフロンターレが支配。札幌のカウンターや、福森晃斗のFKをしのぎつつ、1−0で前半を折り返している。

ちなみにボール支配率は65%対35%だったようだ。もっと圧倒できそうな印象もあるが、後半に期待したいところ。

■1点ずつを取り合うが2−1で逃げ切り
後半も立ち上がりからチャンスは作るが、攻勢を強める札幌に徐々にペースを握られる展開に。1点のリードでは苦しいと思われた後半75分に相手ボールのスローインからボールを奪い、最後は小林悠がゴールして2−0に点差を広げた。

前に出る札幌に苦戦しつつ、しのげると思っていた80分にミスから1点を奪われたのが誤算。ただ、試合終盤の札幌の猛攻をしのぎ、そのまま2−1で勝利を収めた。

楽勝ムードの試合だっただけにサッカーの難しさを感じさせられた一戦だった。

(取材・文/江藤高志)

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