「川崎フットボールアディクト」

【速報レポート】ゼロックス杯 川崎vsC大阪 後半も先手を取られ2−3で敗戦

■リズムを出せない前半。C大阪に先制を許す
立ち上がりからC大阪に圧倒される展開。試合開始50秒ほどで杉本健勇にファーストシュートを打たれた場面を皮切りにサイドをうまく使われ、攻め込まれる。

ボールを奪った場面でも、C大阪の切り替えの速さに攻撃を作りきれず。中村憲剛のタテパスが引っ掛けられる形が頻発してしまっていた。

そういう展開の中、無理にタテに入れることをやめ、ボールを回しながら焦れずに穴を探しはじめる。ただ、流れ自体はC大阪からは取り返せず。26分に山口蛍に先制点を奪われて1点を追いかける展開となる。

フロンターレの劣勢は、1本目のシュートが28分のエドゥアルド・ネットのミドルシュートだったことからも明らか。

ただしペナルティエリア外から、枚数をかけて中央突破する場面は何度か作れており、攻撃のリズムを作ろうとする姿勢は見られた。

後半のテコ入れに期待したいところ。

■後半は点の取り合いに
後半立ち上がりから大久保嘉人、大島僚太を投入。攻撃面での活性化を図り一定の成果を出す。

ただし後半は点の取り合いに。47分に2失点目を喫するが50分にPKから1点を奪い返す。そのまま波に乗りたい展開ではあったが、守りに入ったC大阪の壁は厚く、攻撃面では停滞する時間が続く。

78分に決定的な3失点目を奪われたが、後半ATに長谷川竜也の突破から大久保が1点を返し一矢報いた形。ただしC大阪に逃げ切られ試合は2−3で敗れた。

(取材・文/江藤高志)

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ