「川崎フットボールアディクト」

田中碧「ゼロで乗り越えられたのは自分としては大きいかなと思います」/ゼロックス杯 川崎vs浦和【試合後コメント】

○田中碧
「人生の中でもはじめての経験だったので、そういう意味ではいい経験をさせてもらいましたし、あのシビアな状況で、もっとやれることを増やしたいなと、率直に思いました」

――ダミアンが入ったことで高さとかの引き出し増えてるのでは?
「自分たちが下で、3人目で受けるというプランと、クロスがあるので。そこに人数をかけてボランチから入っていったりという新しいオプションじゃないですが、ダミアンの武器があるので。そういった意味で、クロスに対して、いろいろな入り方だったり、こぼれも含めてチャンスが増えるのかなと思います」

――守田くんが打った場面とか。
「そうですね。3列目から飛び出してというのは狙っていきたいですね」

――20で、開幕ベンチ。自信になったのでは?
「キャンプから通して今シーズン始まってから自分の中ですごい手応えがあったので。そういった意味で良かったですし、まだここから長いシーズンが始まるので。そういった意味では、自分自身、波だったり、そういうのも含めていい状態で試合に臨んで行きたいなと思います」

――ベンチから見てて、入ったときに何をしようと思ってたんでしょうか?
「結構相手の攻撃もロングボールが多めになってたので、そういった意味ではセカンドのところだったり、そこで拾う拾わないというのもそうですし、そこにいるだけでも嫌だと思うので。そこにいようと思ってました」

――押していながらも1点しか取れてないということで嫌な時間帯だったと思うんですが、そこらへんの緊張みたいなものは?
「緊張というのはあまりなかったですが、少ならからずいい時間帯ではなかったので。こっちが握ってるという時間帯ではなかったので、そういった意味ではすごく難しい時間でしたが、それをゼロで乗り越えられたのは自分としては大きいかなと思います」

――守田くんと先発が逆になっててもおかしくないとも思ってたんですが、そこら辺の手応えは?
「まだまだ守田くんとの差というのは自分でも感じてますし、そういった意味ではもっともっと(大島)僚太くんだったり、他にもボランチのいい選手がいるので、いいところを盗みつつ、自分の特徴を試合で出せるようにやっていきたいなと思います」

――1つ目の公式戦に出られて、また一皮むけた手応えもあるのでは?
「そうですね。出てみないとわからないこともあるので。去年、出させてもらっていろいろ反省して今年がある。そういった意味ではすごい、しっかり反省して、また次の週に向けてやっていきたいなと思います」

(取材・構成/江藤高志)

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