「川崎フットボールアディクト」

鬼木達監督、脇坂泰斗選手/ACL2022 GS第4節 vsJDT【前日会見】


○鬼木達監督
「前節、ここでジョホールの地で引き分けているので。勝ち以外無いと思っています。簡単なゲームではないと思いますが、そこに全力を尽くしたいと思います」


○脇坂泰斗
「今、監督もおっしゃったように勝ちしか無いと思ってますし、それをチーム全員で明日の試合にぶつけて行くだけかなと感じてます」

【質疑応答】

――(鬼木監督に)明日のメンバー選考の部分で、中2日というところと次に蔚山戦が控えているといことで難しい選択になると思いますが、言える範囲でどんな考えをお持ちか教えて下さい。
「自分の考えはいつも、目の前の試合に全力を尽くすということが全てだと思っているので。それがないと次につながらないと思ってますし、今回この予選を通しても、そこが重要になってくるかなと。明日の試合に勝たない限り、次が見えないので。まずはコンディション、色々ありますが、そういうものも含めて明日に全力を尽くせるメンバーで挑みたいと思います」

――(鬼木監督に)前の試合、観客の声援に圧倒された部分があったという話もあったかと思いますが、次の試合はより多くのサポーターが来てJDTを後押しすると思いますがその点は?
「当然、声援は各チームの力になりますし、そういう意味でいうと、自分たちもこういう環境でやったのは久しぶりだったので。少し飲まれた部分があったのかなと思います。ただ、一度経験しているので。それはそういう環境のところもそうですし、ピッチのところもそうですし、そこには適応する自信があります。そこのところは覚悟を持って挑むこと。そこに尽きるかなと思います」

――(鬼木監督に)3試合を終えて、他のグループも踏まえると2位だときつい。1位突破に向けて感じていることは?
「おっしゃられた通り2位抜けはこのグループで、無いなと感じてます。とにかくライバルチームと決着を付けていく。そういうものかなと。それがないと、そもそも予選は突破できないと思って来ているので。ジョホール、蔚山には2つとも引き分けているので。決着を付けるという意味では両方に勝つと、そういう強い意識しかないと、というところです」

――(鬼木監督に)勝つためには得点が必要ですが、この短期間で改善させたい部分はどこでしょうか?
「いくつかありますが、一つはチャンスの数を増やすということ。あとはチャンスになるところを気がついてないところもあるので。そこをしっかりと気づかせるというところ。あとは最終的には質になるので。そこの質のところはよりこだわりながらやるしかないかなと思います」

――(鬼木監督に)先日の試合後、選手たちから落胆の様子が見えたが、東南アジアに負けるのは悔しいのでしょうか?
「負けてないですが(笑)ただ、勝ち点3を狙った中で、取れなかったことに対して選手は多少なりとも悔しさを感じていました。ただ自分は選手にも伝えましたが、ここの難しい環境の中で、勝ち点3は取れなかったけれども勝ち点3を与えなかったこと。それは次に繋がると思っていますし、そういう意味で言うと、先程もいいましたが、ここから3連勝することで、突破できるので。3連勝だけを考えてやっていきたいと伝えています」

――(脇坂選手に)現在のコンディションと、相手の中盤は流動的に見えましたが、攻守で気をつけるべきところを教えて下さい。
「コンディションについては、少しこちらの気候だったり湿度のところに慣れてきたので。残り3試合、慣れてきたからこそ、もっと質の高いプレーをしていかないといけないなと思いますし、前節、やった中盤の選手はしっかり自信を持ってボールを持てるので。そこに厳しく行くところと、あとは逆に自分たちが自信を持ってボールを握るというところをやれれば、そこの中盤の争いで勝つことも大事かなと感じています」

(取材・構成・写真/江藤高志)

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