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中野吉之伴フッスバルラボ

レーフ「我々は人類全体がかかわっている問題に直面している」

 ドイツ便り Vol.2

ドイツサッカー協会は18日、会長フリッツ・ケラー、代表チームマネージャーのオリバー・ビアホフ、そして代表監督ヨアヒム・レーフが記者会見を行った。通常通りに記者を招いての形ではなく、フランクフルトのDFB本部にある記者会見場には広報部長のイエンス・グリットナーと会長のケラーだけ、レーフはフライブルクから、ビアホフはミュンヘンからそれぞれビデオ通話の形で参加。あらかじめ選別されたジャーナリストもそれぞれビデオ通話で質問をしていた。

ヨアヒム・レーフ「この数日間、熟考を余儀なくされた。これまであったようには、もはやなにもいかない。世界中が同時にバーンアウトに直面することとなった。地球が自浄作用を働かせ、人類からの防護に動いたようにも思える。人類はいつでも、すべてはわかっているし、何でもできると思っていた。権力、強欲、利益のようなものばかりを追い求めていた。オーストラリアで火災があっても、どこかで自然災害があっても、食糧不足が訴えられても、対岸の火事だと思っていた。エボラ出血熱のような病気もどこかの話だと感じていた。

だがいま、我々は人類全体が関わっている問題に直面している。我々は今、何が重要かを見定めなければならないのだ。人生において何が大切なのかを実感している。そして家族、友人、周囲の知人、関わりのある人々すべてと、リスペクトの精神のもとで、今を乗り越えていくことが求められている。

今こそ、我々はしっかりと正しい方向へカジ取りをして、そこへ向けて歩んでいけることを証明しなければならない。この数日間で一人一人が慎重に、気配りを持って互いに接し合っていると感じている。それはとてもすごく喜ばしいことだと思う。政策も正しい方向へと向かっている。欧州選手権の延期は完全に正しい決断だ。安全性と健康こそがなによりの優先順位だ」

 ドイツ代表チームが寄付金

ドイツ代表チームはコロナウィルス対策費用として250万ユーロ(日本円で3億円相当)を寄付することを18日に公表した。ドイツ代表DFマティアス・ギンターとMFレオン・ゴレツカがそれぞれ自身のインスタグラムで発表。

ギンター「世界は今、きわめて例外的な状況にある。そんななか互いに支え合っているみんなはとても、とても力強い。僕ら代表チームもそれに貢献したい。そしてそのために250万ユーロを寄付する」

ゴレツカ「年配世代だけの問題ではないんだ。僕らみんなに関わっている。みんなで力を合わせてこれを乗りこえるために、みんなにみんなができることで貢献していくことをお願いしたい。僕ら代表チームは寄付金を送ることで先陣を切ろうと思う。みんなが続いてくれることを祈っているよ。みんな、気をつけて。健康でいて。そして今は家で時間を過ごして。またサッカーグラウンドで会おう」

代表キャプテンのマヌエル・ノイアーは候補に入ってる選手を含め代表全選手に電話をかけて了承を得たという。

 経営危機クラブへのサポート準備

記者会見では会長のケラーは今回の影響で経営危機に陥るクラブへのサポート準備を始めていることを明かしている。

ケラー「昨日まで重要で正しいと思っていたことは、意味を持たず些細なことになっている。ここからどのように進んでいくのか。いつ通常稼働に戻れるのか。そのなかで重要なのは、ドイツに25000ある(アマチュア)クラブ、そして700万人の会員を支えていくことなのだ。今日行われた会議で、我々DFBは州協会、地方協会を構造的に、そして経済的にサポートしていくことで決議がされた」

グリットナーDFBは州協会、地方協会、3部リーグ、女子ブンデスリーガへの救済プログラムを審査しています。すべての損失を補填することは残念ながらできないのですが、橋渡しとしてのサポートを提供できればというのが重要だととらえています」

ケラー「イデオロギーがどうとかではない。クラブのカラーがどうとかではない。だれのせいとかでもない。それぞれの責任感こそが大事なのだ。だからこそ規則を守ることが大事なのだ。我々が疑うことなく享楽していた自由はこのウィルス騒動で手放さなければならなくなった。だがそれをまた取り返さなければならないのだ。現状をしっかり把握したら、最も美しい重要ではないことをまたすぐに目にすることができるだろう。やり抜くこと。共にいること。それだけが求めらている。我々にはそれができる」

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