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中野吉之伴フッスバルラボ

【無料コラム】「子育ては『抱いて』『降ろして』『ほっといて』」。子どもが大きくなった今も大切な指針

こんにちは!

毎週水曜日のゆきラボ、今日はこちらの本をご紹介したいと思います。

子ども絵本の超クラシック「ぐりとぐら」を世に送り出した中川李枝子さんの本「子どもはみんな問題児。」

2015年、ちょうど次男の育児で精神的にかなり追い込まれていた時期に出た本で、タイトルにひかれて買いました。印象的な言葉、こういう風に子どもと接することができたらいいなあと思う言葉がいくつもある中で、何度も繰り返し読んだのは3章のタイトルにもある「子育ては『抱いて』『降ろして』『ほっといて』」という一節でした。

子育てには「抱いて」「降ろして」「ほっといて」。子どもの発達に合わせた三段階があるといえるでしょう。

子どもが成長して、「降ろして」といったら、降ろさなくてはなりません。さらに「ほっといて」といったら、見て見ぬ降りをしてなきゃいけない。手出し、口出ししたいのをこらえるのです。

現実にこの通りできたかどうかはさておき、子どものやることにどこまで手や口を出したらいいか、迷ったときに目安にしてきたのはずっとこの言葉でした。子どもが13歳と10歳になる今では、さすがに文字通りの意味で「だっこして」だの「おろして」だのということはなくなりましたが、まだまだ親を頼りにしていて甘えたいところと、干渉しないでほしいと思っているところはあり、そんなときに頭に浮かぶのはやっぱりこの中川さんの言葉です。

だっこしてほしい、そばにいてほしい、親の助けや見守りがほしいと子どもが思っているなら手も口も出すけれど、そうでないのなら距離を取って見守りたいもの。親が子どもに何をどうしたいかではなく、子どもが親に何をどうしてほしいと思っているかが大切なのだと気づかされる言葉です。

https://www.photo-ac.com/

もちろん、子ども自身が「ほっといて」と言っても、どう考えても危険だ、良くないと思えばほっときません。我が家には日曜大工用の電動ノコギリがあるのですが、まだ一度もそれを使ったことがない子どもが、1人でそれでベニヤ板で工作をしたいと言われた時にはきっぱり止めました。

逆に自分の部屋の掃除や洗濯物の片付けなどは、子どもたちのほうでは何なら一生だっこしていてほしいのかもしれませんが、(だって、大人だって全部やってもらえるならそのほうが絶対楽ですからね)積極的に「ほっといて」ます。

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「ほっといて」も大丈夫かなと思っていたら、大丈夫ではなかったことも時々ありました。先日も長男1人で試合の待ち合わせ場所に行かせたのですが、集合時間を間違えて他のみんなが先に出発してしまい、遅刻した長男は試合に出られないという残念すぎる事態に。

子どもの行動範囲はどんどん広がる一方なので、子どもの手を放そう、ほっとこうと思うなら、ただ放置するのではなく、大丈夫じゃないときはどうする?万が一のときはどうする?ということも日頃から親子で話し合っておいたほうがいいのかもしれません。

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「抱いて」「降ろして」「ほっといて」と思うタイミングも場面も人それぞれ。他の家庭を見ていて「もう少し子どもに任せてもいいのでは?」と思うこともあれば、「もう少し子どもをきちんと見守ってあげてもいいのでは?」と思うことも、私たちがそして周囲から思われていることもありそうです。

子どもが成長したり、新しい環境に突入することは、その都度「これは任せても大丈夫かな」「これは大人がチェックしたほうがいいかな」と考えて、迷って、失敗したり上手くいったりの繰り返し。特にいろいろな新しいことが始まる新年度はその頻度が高くなります。少しずつ着実に「ほっといて」も大丈夫なことが増えていく子どもたちを、あまりピリピリせず見守りたいと思います。

今週もお読みくださりありがとうございました!来週のゆきラボもよろしくお願いいたします。

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