「ゼルビアTimes」郡司聡

【★無料公開】【マッチレビュー】Fリーグ第12節・名古屋vs町田/森岡薫、意地の2ゴールも及ばず。ペスカドーラ町田、“アジア王者”・名古屋オーシャンズに惜敗

【監督・選手コメント】
■ペドロ・コスタ監督(名古屋)
ーーまずは試合の総括をお願いいたします。
「こんにちは。この名古屋セントラル2連戦は、タフな2連戦になったし、2試合とも簡単な試合ではなかった。しかも今日の相手には、名古屋オーシャンズでも名を残してきた“レジェンド”が目の前にいた。彼がいる町田はプレーオフで戦うチームと予想される相手で、そうした相手に対して我慢強く戦い、勝ち切ることができた。

名古屋セントラル2試合で2連勝をするという目標を達成できてホッとしている。選手に感謝したい。やり切った感はあるし、やるべきことは選手たちも表現できたと思う。気持ちの面でも気合いが入っていた。何度も言うけど、ラクな試合ではなかった。でも見に来た方に良いフットサルを見せることができた。お客さんにとっては、非常に良い週末になったんじゃないかと思う」


■FP 5 星 龍太(名古屋)
ーーまずは試合の総括をお願いいたします。
「一瞬も気の抜けない試合だった。連戦は気持ちを高めないと勝てない。ただ、そういう連戦はAFCアジアフットサルクラブ選手権で経験してきたので、今日は僕たちに軍配が上がったのだと思う。勝てたことが良かったし、次につながる試合になった」

ーー対戦した森岡選手についての印象は?
「特別な選手なのでリスペクトしていたけど、試合では関係なくガツガツ行った結果、反省点はあるけど、戦えたと思う。ただ、(森岡選手も)まだコンディションが戻っていないだろうし、次の試合では森岡選手も、もっとコンディションを整えてくると思う。その試合のときには、自分たちもしっかりと戦えるように準備をしていきたい」


■岡山 孝介監督(町田)
ーーまずは試合の総括をお願いいたします。
「今日の結果は全力を出し切って戦った結果。しっかりと受け入れて次に突き進みたいと思う」

ーー 一番の敗因は何でしょうか?
「決定力の部分だと思う。名古屋は遠めからでもシュートを決めてくる、その力の差は大きい。シンプルな話だが、パスもつなげたし、決定的なシュートも打てたが、決定力はもう少し高められると思う。落ち着いて決定機を作れたけど、そういう場面(決定力を欠いて得点を奪えない場面)が多々あった。これをやれば勝てるという特効薬はないし、そういう細かい部分が勝敗を分けると思う。球際でも頑張って寄せられたけど、最後で詰めが甘く、ファウルになることもあった。そういったことを改善しないと、こういう相手に勝つことは難しい」

■GK 1 イゴール(町田)
ーーまずは試合の総括をお願いいたします。
「試合に負けてとにかく残念です。悔しい気持ちでいっぱいだけど、面白いゲームになったと思う。前半に2失点をしたことがもったいなかった。でもまだ試合が続くので、次の試合で勝てるように頑張りたい」

ーー 一番の敗因は何でしょうか?
「シュートの精度を高めることが必要だし、ディフェンスは全員で頑張ったけど、もう少し早く守備の準備ができていれば良かった部分もあった。良い試合だったけど、勝敗を分けた差は、ほんの小さなものかもしれない」

ーーご自身にとっては今季初の名古屋戦でした。名古屋には代表で一緒にプレーしているメンバーもいますが、どんな強さを感じましたか?
「名古屋はディフェンスが強くなったと思う。ゾーンディフェンスで素早い守備をしてきた。名古屋は守備陣の体が強いし、もっと判断を速くして、プレー精度も高めてプレーしないと難しい」

 

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