【トピックス】プリンスリーグ九州参入戦が明日から開催！長崎代表の創成館は宮崎日大と激突
明日12月22日と23日の2日間、九州各県のU-18リーグ優勝チームがプリンスリーグ参入を争う「プリンスリーグ九州参入戦」が佐賀県と熊本県で開催される。高校年代におけるリーグカテゴリとしては、上から2番目のプリンスリーグへの参入は、その学校やその地域のサッカーにも大きく関わるため非常に重要な大会だ。
長崎県代表は、2018年長崎県1部リーグU-18 で国見高校、南山高校との接戦を制し、県リーグ2連覇を達成した創成館高校だ。今年の創成館は県内トップレベルの実力を持ちながら新人戦・高総体で準優勝、選手権予選でも優勝した長崎総科大附属の前に準決勝で敗れるなど、頂点まであと一歩と迫りながら涙を飲むことが多かった。それだけに今回のプリンスリーグ九州参入戦に賭ける気持ちは強いことだろう。長崎県のサッカー全体においても、長崎総科大附属高校（2018年九州プリンスリーグ7位）、V・ファーレン長崎U-18（2018年九州プリンスリーグ6位）に続いて、創成館がプリンスに参入できれば大きな刺激となるはずだ。
プリンスリーグ参入戦で創成館が所属するのは佐賀県会場。22日の1回戦で、宮崎県代表の宮崎日大高校と対戦し、勝利した場合は翌日の2回戦で、佐賀県代表の佐賀東高校と福岡県代表の東福岡高校2ndの勝者と参入を争う。
創成館高校、初戦の相手は全国的な強豪である日章学園・鵬翔高校の壁に阻まれているが県内では屈指の強豪高で、3-4-3、4-4-2のシステムからパスサッカーを展開する宮崎日大。キャプテンのFW三島光貴、司令塔であるMF日野翼が中心で、特にキャプテンでもあるFW三島はゴールだけでなく、ボールをおさめることもできるため警戒が必要だ。
創成館はMF赤川凜太郎、FW井川幸人、DF池田洋明ら3年生にとって、高校最後の公式大会となるだけに、しっかりと勝利して2回戦へと進んでもらいたいところ。コンパクトな形から攻守で労を惜しまないこと、集中を切らさないこと、思い切りよくプレーすることを忘れずに戦ってもらいたい。
プリンスリーグ九州参入戦
12月22日：11:00～（佐賀市健康運動センターサッカー・ラグビー場（人工芝））
宮崎日大高校 対 創成館高校
reported by 藤原裕久
