【聖籠ノート】「積み上げる」

2019年04月25日 19時30分　
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今日の聖籠は、柔らかい雨が降ったりやんだり繰り返しました。オフ明けの昨日のトレーニングは、強度が高く、フィジカル面に負荷の掛かる内容でした。9時半から始まった今日のトレーニングは、ウォーミングアップに続いて4対2のロンド、GKのロングキックを最終ラインではじき返し、セカンドボールをコントロールしてコンビネーションからのシュート、そしてゲーム形式が行われ、約1時間半で終了しました。首位・水戸とのアウェイゲームに向け、そして、その先に向けて。チームが積み上げる作業をフォトアルバムでお届けします。

: 3人一組でのパス交換。雨でボールが走るピッチコンディションの中、パス、ボールコントロール、受け方など、正確さが求められました。

: インサイドキックの感触を確かめる新井選手。左サイドバックとして、プレーのクオリティーを大きく左右するキックです。

: レオナルド選手は、ちょっとしたトレーニングの合間にもリフティングでボールフィーリングを磨いていました。

: 吉永監督となって2週間目。選手たちにとって、初めてのトレーニングメニューも。監督の説明を聞く選手たちの集中が、ピッチサイドまで伝わってきます。

: 3色の2人組で行われた4対2。切り替えの早さ、切り替わった瞬間の追い込みが求められました。

: 感触を確かめながらロングキックを蹴る高木選手。局面を一発で変えるフィードは、今のチームにおいて重要な武器です。

: コンビネーションからのシュートで吉永監督は、プレースピードのメリハリ、ゴール前に飛び込むタイミング、こぼれ球への反応を求めていました。

: 前節からチームのベースとなる4-2-3-1での紅白戦。実践的なメニューを通して、チームが目指す戦いの落とし込みが進められました。

: 全体練習が終わった後、能仲コーチにボールを出してもらいながら、平松選手、渡邉新選手、本間選手がシュート練習を繰り返していました。傍らでは栗原ヘッドコーチとヘディングを練習する岡本選手、秋山選手の姿が。プラスアルファを積み上げていくための地道な努力が重ねられていました。

reported by 大中祐二

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アルビレックス新潟を取材して18年目のライター、大中祐二による応援メディアです。アルビの練習場に日参し、週末の試合を取材する日々を過ごしたあと、2021年2月からは、愛媛の今治を新たな拠点に、リモートワークのアプローチを駆使して取材と発信を続けています。

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大中祐二（おおなか　ゆうじ）
1969年生まれ。愛媛県出身。相撲専門誌、サッカー専門誌を経て、2009年にフリーランスとなる。サッカー専門誌時代の2002年ワールドカップは、韓国ラウンドを取材。04年、アルビレックス新潟の担当となる。フリーに転身した09年からは新潟に移住し、アルビレックス新潟の練習場に足を運んで、週末の試合を取材する日々を送る。21年、故郷の愛媛に戻り、活動を続けている。

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