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#フアンエスナイデル 監督「なぜ11人でもっと良いサッカーができないのか」【試合後コメント】 #ラリベイ #矢田旭 (取材:EL GOLAZO)

明治安田生命J2リーグ第1節
東京ヴェルディ 2-1 ジェフユナイテッド市原・千葉
https://jefunited.co.jp/top/matches/2018/0225/result/

フアンエスナイデル監督
試合の入りは、とても悪かった。いつも、われわれのスタイルでなかったし、全く満足していない。相手に合わせてしまった。何が起こったのは分からないので、選手とよく話したい。結果を左右したのは試合の入りの良さ、悪さだった。

退場はもちろん影響があった。1人いなくなるだけでなく、攻撃の大切な選手もいなくなったので、プランが苦しくなった。1人退場すると、1人ひとりの負担が大きくなるし、そう意味では全てが難しくなる。ただ、10人だったにもかかわらず、あんなにもチャンスを作れたのに、なぜ11人でもっと良いサッカーができないのかは理解に苦しむ。難しい状況になり、やっと気付いて走ることができたが、それはその前にやっておかなければならない。

FW 9 ラリベイ
(同点ゴールの場面を振り返り)茶島(雄介)からの素晴らしいクロスだった。それを自分が合わせることができ、チーム全員の力が実ったゴールだった。最低でも引き分け、あの勢いがあれば、勝ちにも持っていけるような期待を抱かせるゴールだっただけに、最低でも勝点1をもぎ取れなかったことは非常に悔しい。ただ、必ず千葉は上位に食い込む力があると思っているので、自分たちの力を信じて戦っていきたい。東京Vはライバルとして立ちはだかるとは思うが、リーグ戦を通して上位争いをし、自分たちが上にいって、(J1昇格の)目標を勝ち取りたい。

MF 20 矢田旭
(前半序盤で数的不利となり、難しいゲームとなったが?)(試合の)入りは決して良くなかった。11人で戦えた時間は短かったが、内容は良くなかったと感じている。ゲームによってバラつきはあるかもしれないが、安定させなければならない。きょうは退場(者)が出るまでの間はうまくできず、むしろ退場してからの方がうまくかみ合っていたと感じている。

10人になっても、監督も前からプレスに行けという指示だったし、みんな開き直ってやり方も明確になって人一倍走らないといけないと理解した。迷いがなくなった分、クリアになって10人の割にはいいゲームができたのかと思う。ただ、結果は負けたので、すごくもったいない。1失点は仕方ない部分はあるし、その中で、みんなで頑張って追いついて、あの流れだったら引き分けで終わらさなければならない。(2失点目は)よりによってセットプレーだし、すごく残念だ。

(10人になってシステム変更。最終ラインの裏を取られる場面がなくなったが?)ラインは10人の時も11人の時も高かったが、11人の時は(相手が)シンプルに裏を狙ってきた。もう少し、つないでくるのかなという中でシンプルに裏を狙って、一対一も作られた。逆に10人になった時は相手に余裕が出て、しっかりつないできた、というのは影響したと思う。僕らも割り切ってプレスに行くことができて、両方が掛け合わさって、ピンチが減った。

(10人になってから、ダブルボランチに変更して安定したが?)「ダブルボランチになって安定したな」とはもちろん思ったが、(現状は)チームとして「4-3-3」に取り組んでいて、それがハマれば、威力がすごいというのは自分たちも知っている。だから、僕たちはそこをうまく行くようにやっていかなければならないし、練習から、そのための努力をしていかなければならない。

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