大宮花伝

佐野秀彦社長が声明文。J3降格圏の21位と低迷し、「シーズンの折り返しを迎える時点で“J1昇格”を狙えるポジションを目指します」【お知らせ】

7月の中断期間までが「最大の正念場」

大宮は4月28日、佐野秀彦代表取締役の声明文を発表。「大宮アルディージャを愛する全ての皆さまへ」と題し、J3降格圏の21位からの巻き返しなどへの思いをつづった。

今季はこれまで同様に“J2優勝、J1昇格”を目標に掲げているが、10節を終えて2勝2分6敗の勝ち点8と黒星が先行する。昇格圏の1位・新潟とは勝ち点18差、2位・琉球とは勝ち点17差と開いた。直近の町田戦で3連敗を喫し、4月は未勝利と大苦戦。町田戦後はサポーターから結果を問う横断幕も掲げられていた。

佐野社長は声明文で「ファン・サポーター、パートナー、後援会やホームタウンの皆さま、クラブに関わる全ての皆さまの期待に応えられない状況となっていること、誠に申し訳ございません。またクラブとしての考えをお伝えするのに、前節を終えてから本日までお時間をいただきましたこと、重ねてお詫び申し上げます」と謝罪した。

そして、「しかしながら、現時点において我々は“J1昇格”を決して諦めてはいません。目標達成に向け、7月の中断期間を迎えるまでが最大の正念場と捉え、シーズンの折り返しを迎える時点で“J1昇格”を狙えるポジションを目指します」とあらためて誓った。

町田戦から声明文発表までの間、岩瀬健監督、スタッフ、選手、フロントで本音をぶつけ合うミーティングを重ねたとし、引き続き「J1昇格に向け決して諦めずにチャレンジすることを全員で意思統一しました。まずは次の一戦に向けてそれぞれの役割の徹底、クラブ全体で勝利につながる考え方やアクションを再確認しました」とコメント。

強化責任者の西脇徹也フットボール本部長と岩瀬監督とは、「クラブが目指すサッカーで勝利を掴み取り“J1昇格”の目標に向かうために、ピッチ内の課題をひとつずつクリアしていくこと、目の前の一戦に向けて勝利を目指し士気を高めていくこと、そしてチームに関わる全員がブレずに結果にこだわり、自らの責任を果たしていく考えをあらためて確認をいたしました」とのことだった。

ファン・サポーターの存在の大きさに触れ、「選手たちも大宮アルディージャに誇りを持ち、絶対勝利するという強い気持ちで試合終了まで戦い続け、全員の思いをピッチで表現し、一戦一戦取り組んでまいります。この難局をファン・サポーターの皆さまと共に、なんとしても乗り越えたいと思います。引き続き大宮アルディージャへの熱いご支援、ご声援をよろしくお願い申し上げます」と締めた。

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