フットボールフィリピン

フィリピンフットボールリーグ|開幕は早くても7月以降に、秋春制への移行も検討か

東南アジアサッカー連盟の公式サイトは18日、フィリピンフットボールリーグの開幕日程が7月以降に再々延期される可能性があると報じた。フィリピン国内、特に人口が集中するマニラ首都圏における新型コロナウイルス感染者の増加に伴う「検疫管理」が続いていることにより、リーグへの参戦を予定しているすべてのクラブが活動を休止している。

photo via philippine football federation

マニラ(2020年5月18日)

新型コロナウイルスのパンデミックが依然として緩和されていないため、フィリピンフットボールリーグは7月以降に始まる可能性があります。

フィリピンサッカー連盟は5月下旬を目処に開幕日程を設定していましたが、フィリピン国内では過去数ヶ月に渡って毎日の感染が大量に発生しています。

5月15日時点でのフィリピン国内における感染者数は11,876人(内、回復者数は2,337人)、死亡者数は790人を記録しています。

今シーズンはセレス・ネグロス、カヤ・イロイロ、スタリオン・ラグーナ、メンディオーラ、グローバル・マカティの5チームが継続参戦し、フィリピン国内外のフィリピン代表候補選手たちで構成するADT(アスカルス・デベロップメント・チーム)が新たに参戦し、計6チームで開催される見込。

昨年トップカテゴリーに復帰したグリーン・アーチャーズはリーグからの撤退を表明したが、もうひとつの復帰組フィリピン・エアフォースが今シーズンも継続参戦することになった場合は、昨シーズンと同じ計7チームでリーグ戦が行なわれることになる。

尚、この記事とは別のマニラ界隈からの情報によると、フィリピンサッカー連盟とリーグのタイトルスポンサーとなったカタール航空は、マニラ首都圏における「検疫管理」がさらに続いた場合を想定し、東南アジアの最高峰リーグであるタイリーグの開催時期の変更を参考に、フィリピンフットボールリーグの秋春制移行について検討しているとの噂も流れ始めている。

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