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移籍情報|フィリピン代表DFジャスティン・バースがラチャブリー・ミッポンに加入

タイリーグの公式アカウント「ThaiLeague」は1日、フィリピン代表DFジャスティン・バースがタイリーグ1のラチャブリー・ミッポンに加入したと報じた。バースはオランダの強豪AZアルクマールのセカンドチームで、同国2部に所属するヨングAZからの完全移籍となる。

photo via @thaileague

バースは、オランダ人の父親とフィリピン人の母親との間にケソン市で出生したフィリピンハーフで、父親の出身国オランダのFCフォレンダムとAZアルクマールのユース組織出身。現在20歳の若手有望株のセンターバックだ。

2014年にオランダのU-15代表チームの招集歴(3試合に出場)があり、自身が18歳となった2018年にヨングAZでプロキャリアをスタート。翌2019年に海外出身選手のスカウティングによってフィリピン代表候補に名を連ね、A代表メンバーとしてワールドカップアジア2次予選(4試合)に、U-22代表メンバーとしてSEAゲームス(4試合)に出場している。

バースは、タイリーグ1のアセアン枠登録の条件(A代表戦3試合以上の出場歴)を既に満たしているため、加入するラチャブリー・ミッポンでは同枠での登録となり、フィリピン代表のベテランFWハヴィエル・パティーニョと、昨年末に加入した同代表DFルーク・ウッドランドらと共にプレーすることになった。

ラチャブリー・ミッポンはタイのラチャブリー県を本拠地とするリーグ1のクラブチームで、近年はMFアミン・ナザリやMFマニー・オットなどフィリピン代表選手がアセアン枠で登録されるなど、フィリピンハーフの選手を積極的に補強している。

バースのラチャブリー・ミッポンへの加入により、タイリーグ1のクラブチームに所属するフィリピン代表選手は現時点で13名となっている。

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