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無料記事:負けていてもパワープレーで追いつけるようになったのは間違いなく収穫ですけど、非常に多くの課題を突き付けられた2試合ではありました[Fリーグ第6節](神戸・鈴村拓也監督)(2017/7/13)

 

DUARIG Fリーグ2017/2018第6節
フウガドールすみだ 3-3 デウソン神戸
2017年7月9日(日) 墨田区総合体育館 観客数:1,124人
[得点経過]
0-1   11分17秒     神戸    10 稲田瑞穂
1-1   14分44秒    すみだ    6 宮崎曉
2-1   15分56秒    すみだ    23 丹羽脩人
3-1   19分59秒    すみだ    11 清水和也
3-2   33分37秒    神戸       19 森洸
3-3   36分56秒    神戸       19 森洸

 

稲田瑞穂は「シュライカー大阪とフウガドールすみだと上位のチームとの対決だったので、そこで少なからず2試合とも勝ち点を獲れたのは僕らにとっても悪くない結果だと思います。その2チームが上位に食らいつくために必要であった勝ち点3を与えなかったということでリーグを面白くするという意味でもかき回せたと思いますし、多少なりとも自信を僕らも得たと思います」と一定の手応えをつかんだ(第6節記者会見より)。
「今までは勝ちきれない、引き分けにも持っていけなかったことも多々あったなか、追いつけることができた」
「僕らとしても今は下位ではありますけど、上位のチームにもどれだけできるかということがFリーグを盛り上げることにつながると思います。そういうところで結果を出していきたいです」(第5節記者会見より)とFリーグの盛り上げについてもコメントしつつ、虎視眈々とデウソン神戸は昨シーズン果たせなかったプレーオフ進出を目指す。

 

以下は鈴村拓也監督と稲田瑞穂選手の記者会見。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

鈴村拓也監督

試合を振り返って。

「追いつけはしましたが、昨日もそうでしたが非常に厳しい試合でしたし、フウガとの差は感じさせられる内容でした。それでもね。今勝つためにやっていますし、1点差、2点差ならばパワープレーで追いつけるシステムの自信を持っている自信もありますので。ただ、流れの中でもう少しチームとして成長していくことができれば、次の段階。継続して勝利ができるチームを目指していけると思うので。今日の試合に関しては引き分けが精一杯の試合でした」

次節に向けての意気込み。
「来週はあの名古屋との対戦です。反省とともに今から考えることもいっぱいいっぱいあります。ですが、去年と違う部分というのは、ほんとうに戦えるようにチーム一丸でどんな状況であろうとも。失点してしまい、下を向くことがあっても、それでも、なんとかしようとするメンタリティが強くなってきているので。僕の仕事としては、しっかり名古屋の試合を見て、今の僕らが名古屋に対してどういったフットサルをして勝利を目指すのか。今から考えていきたいです。僕たちにしかできないフットサルは必ずありますし、それをやりきって、真っ向から、全力を出し切って名古屋から勝ち点3を奪えるように今から準備していきたいと思います」

 

 

稲田瑞穂選手

試合を振り返って。
「内容的にはほんとうに完敗といっても過言ではないくらいこちらとしては何もできなかった印象です。それは僕自身も、自分の得意な形に持って行けたかというと、限られた回数で、得点シーンと後半の1回だけだったので。それを僕とかベテランの選手はどんな状態でも、町田の森岡選手だったり、そういう存在にならないといけないなと思いました。そのためにも普段の言動から若い選手を引っ張っていけるような存在にもっとならないといけないと感じましたし、若い選手含め全員ですが、今日の試合で何かしらを感じてもらいたいと思います」

次節に向けての意気込み。
「名古屋は今首位ですし、ほんとうに強いチームなので、僕らとしてはチャレンジャーなので全力で向かっていくことが1つで・・・・・・すみません。(話すこと)飛んでしまいました。申し訳ないです。ははは(笑)。

鈴村監督:疲れてます。ギリギリなんです。ぐらい精一杯です。

「シビアなことを言えば、ほんとうに今日みたいなミスをしていると確実にそこをついてくるチームなので。ただ、それを恐れずに全力でぶつかっていきたいです」

 

以下は質疑応答。

Pivo!:昨シーズン、フウガと競った試合を繰り広げましたが、今シーズンも昨シーズン同様にパワープレーでゴールを決めました。パワープレーの練習の時間は長く確保しているのですか?

鈴村:僕のなかではパワープレーはずっとやってきているので、形・システム、プラス、相手の守り方に対しての指示はしています。すごく時間をかけなくても相手の守り方をみながらのパワープレーは続けていて、絶対はないですが、こういうときはここにポジションとってという指示は必ずしています。何時間も練習しているわけではないです。

稲田:昨シーズンからずっとパワープレーで少ない時間で追いつけた場面は何度もあったので。メンバーは変わったなかでも継続できている部分はありますし、自信も昨日今日でしっかりと出ているので、パワープレーに関してはこれからも自信持ってやっていきたいです。

Q:その自信を持っているパワープレーを引き分けになってから最後やめました。それはアウェイゲームであったからですか?

鈴村:僕がさっき最後に言った言葉の通りで、引き分けが精一杯でした。継続するのは頭になかったです。引き分けでもいいと思いました。そのなかで、相手が同点に追いつかれた心理的なショックからパワープレーをやってくるかもしれないとも思いました。パワープレーをやってきた場合のセットにして、交代の違和感なくパワープレー返しを狙えればと思って決断しました。

Pivo!:2日間の収穫として、昨シーズン大敗することが多かったシュライカー大阪相手に引き分けにできたのは大きいですか?

鈴村:もちろんです。そして、今日の試合も引き分けが精一杯だったというのは今、現段階でいえば、それは最善のことであったと思います。負けていてもパワープレーで追いつけるようになったのは間違いなく収穫ですけど、非常に多くの課題を突き付けられた2試合ではありました。それも負けずに得た収穫だったと思っています。

稲田:シュライカー大阪とフウガドールすみだと上位のチームとの対決だったので、そこで少なからず2試合とも勝ち点を獲れたのは僕らにとっても悪くない結果だと思いますし、デウソン神戸はまだ勝ち点5ですけど、その2チームが上位に食らいつくために必要であった勝ち点、向こうにも勝ち点3を与えなかったということでリーグを面白くするという意味でもかき回せたと思いますし、今後もかき回せていきたいですし、多少なりとも自信を僕らも得たと思います。特に昨日の試合では自信を持ってできました。それが今日もできればよかったのですが、監督が言った通り、引き分けが精一杯でした。ただ、同じ引き分けでも内容が違いました。勝ち点が獲れたのはよかったです。

記者会見は以上。

鈴村監督は前日のシュライカー大阪戦については記者会見で以下のように振り返っていた。
「先制はできましたけど、非常に苦しい時間も多く、特に後半は押し込まれてしまいました。相手の組織と個の能力の高さに苦しむ時間帯はありましたが、最後はなんとかパワープレーで追いつけるようになったのは1つの成果です。5試合目にしてよいかたちが出せたかなと思います。ただ、もう1段階も2段階も上げて勝利を迎えられるように明日以降、メンタリティや思考を持たせてやっていきたいです」

守備からチームを作っていく

そういう風に鈴村監督は開幕前話していた。

1日目の対戦相手であったシュライカー大阪の木暮監督は「(神戸は)一生懸命身体を張って、彼らはディフェンスのがんばりとセットプレー3点とパワープレー1点と勝つために大切なことをしていました」といい、アルトゥ―ル選手は「(神戸は)勝利に値するプレーをしていました」といった。

対して、鈴村監督は「4失点していますので、守備からといいながら、ピンチもたくさんあり、キーパーもよく止めてくれました。もう1つ組織的なディフェンスをしないと勝ち獲ることはできないと感じています」とディフェンス面においてもまだ積み上げが必要であることを話した。

開幕戦から比べてチームは変化している。

鈴村「どこが空いているのか。どこを攻めるべきなのかを見ること。それはシステムが3:1でも4:0でも。うちはチアゴ・宮田・森脩がいるので長めの縦パスをドンドン入れていけばいいし、下りて来たら、スペースを狙う。少しづつ、負けた試合のなかでも感触を感じつつ、ゴール前で勝負をする。それでも、結局勝負を決めるのはパス1本。コーナーキック。カウンター。パワープレーであったり、そこの意識の徹底はすごくさせました。ゴール獲るために相手の嫌なところを見て、どこが空いているのか。そのなかで自分たちのシステムに当てはめる思考を持つこと。でも、それをも壊すのは個なので。ペナルティー付近で攻守共々戦うのは当たり前でそこで結果を出せる選手にならないとFリーグでは結果を出せないですし、日本代表。アジア・世界へ出ていく選手にはなれない。そこの意識の徹底ありきの長いパスであったり、ワンツーであったり、斜めのパス。コンディションよりも色々なことが整理してきています。開幕戦は緊張していましたが、元々走れる選手が多いので。今季は試合をする度に成長していけるチームだと思います」

第5節にいたるまで元々いる選手しかゴールが獲れていない。

第5節で2ゴールを決めた宮田に対する期待を鈴村監督は以下のように語ってくれた。

「彼も点がなかったので。今日にいたるまで元々いる選手しかゴールが獲れていないです。それが数字として出ていたなかで彼が決めました。宮田だけでなく、ほかの選手も決定的チャンスを作れるようになってきているのは彼だけでなくチームとして進化しているときで。コーナーキックからもゴールも今日までうまれていなかったので。
チームとして自分たちの戦術を相手のスカウティングに当てはめるようになってきたのだと思います。それが今日の宮田の2点です。彼自身は両足強いものがあるのでドンドンシュートをして両足からゴールがみれるように期待しています」

デウソン神戸は原田・相井の退団。鈴村現監督の引退という痛手を得たが、今チームは変わろうとしている。試合をこなしながらチームは成長している。
セットプレーやパワープレーでの得点や、それ以外の個でのゴールであったり、新入団選手がスコアをどれだけ動かしていくか。また、組織的なディフェンスをどれだけ構築していくのか注目していきたい。

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