無料記事：合流して間もない鷲北一輝選手をゲームキャプテンに抜擢した理由（吉武茂郎監督・大分）［Fリーグ第20節］（2017/10/7）

2017年10月07日 23時18分　
カテゴリ： Fリーグ2017/2018 • ★無料記事
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DUARIG Fリーグ2017/2018 第20節
府中アスレティックFC　３-２　バサジィ大分
2017年10月７日(土)　トッケイセキュリティ平塚総合体育館　観客数：353人
［得点経過］
1-0　05分25秒　府中　８ 上福元俊哉
1-1　09分48秒　大分　23 石関聖
1-2　21分52秒　大分　４  田村龍太郎
2-2　25分31秒　府中　５  皆本晃
3-2　30分23秒　府中　13 渡邉知晃

今シーズン勝ち点をなかなか積み上げることができずにいるバサジィ大分（以下大分）。今節はデウソン神戸より移籍して間もない石関聖の同点ゴールにはじまり、上位チームである府中アスレティックFC（以下府中）を苦しめたものの、勝ち点３のみならず、勝ち点１も取り逃してしまう。大分は今シーズン、これまで引き分けは５試合で、１点差での敗戦も５試合。競った試合の中で勝ち切れるかどうかというところが府中との差であり、勝ち点が積みあがらないことと順位につながっているといえる。そんな中でも大分の吉武監督は打開策を模索しながら戦っていた。ゲームキャプテンについてもその中の１つであった。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

以下は吉武茂郎監督と鷲北一輝選手の記者会見と質疑応答となる。

試合を振り返って。

吉武茂郎監督
「スカウティング等をして警戒しなければいけないところをチーム全員でルールもつくってやったところで失点してしまったのがこの３失点かなと思います。ゲーム自体も締まっていましたし、攻守の切り替えが早くて、よいゲームだったと思いますが、最後のところ。ハーフタイムでもいったのですが、５本マークをしっかりついていても、１本ミスすればそれが失点につながるよと話した中で３点目を入れられてしまったのがうちの弱さですし、今後改善しないといけないところかなと思います。内容的には悪くなかったのですが、勝ち点１でも取れるゲームだったのかなと終わってみてそう思います」

鷲北一輝選手
「ディフェンスはチームで決めたことを比較的集中してできたと思いますが、カウンターであったり、裏に抜け出したときのチャンス。決められるところで決め切っていれば押し込まれる展開はもう少し回避できたのかなと思います。あとはディフェンスのところでマークがつききれなかったところが今回の結果になったと思います」

以下は質疑応答。

Pivo!：鷲北一輝選手をゲームキャプテンとして今節抜擢した意図としては?

吉武：あまりしゃべらないので責任を負わせようと思いキャプテンにしました。

Q：キャプテンとしてどういったことを意識して今日ピッチに立ちましたか? また、（アグレミーナ浜松サテライトより期限付き移籍をして）チームに合流して日が浅いですが、今、どういったことを大分で意識してやっていこうと思っていますか?

鷲北：最初にキャプテンになったときにまとめなくていいから盛り上げろといわれました。今までで１番声を出して、ゲーム中も自分の中で100%で声を出していました。ただ、３点目のマークも僕でしたし、守りきれなかったところがダメでした。僕は自分で打開するタイプではなくて、裏を狙ったり、味方をいかすのが自分の仕事なのでそれを意識してやっています。

Pivo!：今回キャプテンを任命して期待していたことに対する評価としてはいかがでしょうか?

吉武：本人がいったように声は出していました。正直あまり聞こえませんでしたが（笑）。けど、大分に来て１か月もたっていない中でキャプテンをやらすのもどうかなとも思ったのですが、うちのチームは山蔦とか、藤川とか、白方とか、ベテランがいるのでチームをまとめるというよりも彼の若さをいかしてといいますか、声を出して、いいムードをつくってほしいなあという目的なので、本人が100％出したというのならば100点だと思います。