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無料:勝ちにこだわる、点差にこだわる。トルエーラ柏のこだわり[F2第3節]

2019年7月21日、北九州
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

Fリーグ2019/2020ディビジョン2 第3節
ポルセイド浜田 1-9 トルエーラ柏
2019年7月21日(日)北九州市立総合体育館 観客数:177

[得点経過]
0-1 08分37秒 トルエーラ柏 5 碓井雅貴
0-2 12分44秒 トルエーラ柏 9 樋口岳志
0-3 16分06秒 トルエーラ柏 17 根津卓巳
1-3 20分27秒 ポルセイド浜田 3 霜出聖也
1-4 22分56秒 トルエーラ柏 9 樋口岳志
1-5 29分47秒 トルエーラ柏 9 樋口岳志
1-6 30分08秒 トルエーラ柏 12 林賢治
1-7 34分51秒 トルエーラ柏 18 宗像紘輝
1-8 38分19秒 トルエーラ柏 9 樋口岳志
1-9 39分51秒 トルエーラ柏 17 根津卓巳

▼危機感と貪欲さ

トルエーラ柏は勝利にこだわった。新戦力の柴田祐輔はサイドで体を張り、宗像紘輝は縦横無尽にピッチを駆け巡る。碓井のゴールから始まり根津のゴールまで手を緩めなかった。

「しっかりものにしないと1節、2節のような結果になってしまう」。

開幕二連敗は彼らに危機感を生み出していた。そして、貪欲に次なる課題も見つけていた。

▼アグレッシブに、全員が同じ絵を描く

松田大次郎 トルエーラ柏・監督

初めてのセントラル開催で、初めてフットサルを観てくれる方も来てくれたと思います。試合によって動員数は違いますけど、初めて開催をしたことで次につながることができたのかなと思います。

試合に関しては、自分たちは2敗していますが自分たちがやってきたフットサルを信じてやっていこうというところで入りました。攻めに関しても守りに関してもアグレッシブに行き、現象を起こすことはできたのかなと思います。最初からチャンスがあっても決めきれないということはもちろん想定にありましたが、1点ずつ選手が頑張って体を張って入れて、みんながだんだん同じ絵を描いてプレーができてきたのはよかったと思います。

相手の時間帯もありましたし、点差が開いた時にどうしていくのかという課題が出たとは思います。余裕があるからこそしてしまうプレーも出てはしまいましたが、それはあるものだと思います。そのなかで、GK含め一生懸命体を張るということと、アグレッシブに一生懸命に取り組むことはできたので今日の結果が出たと思います。

みんな頑張って走ってくれたので満足しています。今日は今のチームの最低限だと思いますので、次の試合に向けてさらにレベルアップしている姿をみなさんに魅せたいと思います。

――新戦力の柴田選手と、宗像選手がフィットしていたと思います。彼らについてはいかがでしょうか?

松田 柴田はFリーグの経験があるベテランで体を張ってやってくれていますし、ただいるだけはなく自分がやってきたことをみんなに伝えよう、さらに自分をレベルアップしようという姿で一生懸命やってくれているのでありがたい存在です。

宗像は基礎的な技術もあり動きもある選手で、チームとして必要なピースですのでコンスタントに出てもらいたいですね。本人も今日がデビュー戦だったので、試合を通じて課題を感じていると思います。もう1回彼と話をして課題をクリアして、さらにいい状態に持っていきたいと思います。

碓井雅貴 トルエーラ柏

まず1勝できたことが非常にうれしいです。開始から長く点が入らない時間があったので、チャンスをしっかりものにしないと1節、2節のような結果になってしまうと思っていたので、そこはこだわっていきました。後半は相手が前がかりで来た時にそのチャンスを決め切れて点が重なっていったのでよかったと思いますけど、軽率なプレーや相手を見て合わせてしまう部分もあったので、もっと勝ちにこだわって点差にこだわっていくともっといい結果になったと思いますので、もっと高いレベルを目指して日々練習から取り組んでいきたいと思います。

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