「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【監督・選手コメント】J2-35[H] ギラヴァンツ北九州戦に向けて ~冨樫監督、二川、高木善、安西~(2016/10/06)

「必要とされたときに備え、しっかり準備してきた」と語る安西幸輝。

「必要とされたときに備え、しっかり準備してきた」と語る安西幸輝。

10月8日のJ2第35節、ギラヴァンツ北九州戦に向けて、冨樫剛一監督、二川孝広、高木善朗、安西幸輝は次のように話した。

MF32二川孝広
――前節のFC町田ゼルビア戦、ひとり少ない相手に攻めあぐねました。
「狙いすぎましたね。一発でどうにかしようとしてしまった」

――狙いすぎとは、具体的に言うと?
「裏を狙って蹴ったり、攻撃を急ぎすぎたり」

――町田戦に限ったことではありませんが、ここしばらくの二川選手はやや窮屈そうにプレーしている印象です。周囲との距離感や動き出しのタイミングに問題を抱えていますか?
「距離感はね、もう少し近ければ多少余裕が出たかもしれません。あとはチーム全体のフォローの意識がもうひとつ」

――思わぬ失点で動揺するのはある程度仕方ないのでしょうが、このチームは振れ幅が大きい。
「町田戦のように、あまりにもあっさり失点するとショックは大きい。そこはチームにまだ甘さがあるということ。自分がもう少し落ち着かせられればよかったんですが」

――攻撃が手詰まりとなり、途中交代というパターンが最近続いています。
「実際、そういうときはボールに絡めていないんでね。リズムを変えるために、代えられても仕方がないです。ふがいなさを覚えます」

――次の北九州戦は6ポイントマッチです。
「球際の争い、セカンドボールの確保、やるべきことをやるのが大事。相手は勢いをもって向かってくるでしょうから、そこは負けないように。幸いにして、このチームは敗戦のダメージを引きずることが少ないので、しっかり切り替えて試合に臨みます」

MF10高木善朗
―― 前節の町田戦をどう振り返りますか?
「後半、攻めてはいましたけど、攻撃の形がなかった。バリエーションが少なかったですね。ひとり少ない相手に対し、もっと有利にゲームを進められたはずなのに」

――次節、崖っぷちの北九州は侮れません。3ポイントを奪いに来るでしょう。
「しっかり勝ち切らなければいけないゲーム。相手が前に出てくるなら裏のスペースを使い、出てこないならボールを回して崩していく。相手を見てプレーすることが大事だと思います。あとはセットプレーのチャンスを生かすこと。絶対に負けられない」

――自身のプレーで心がけることは?
「もうちょい中でボールを受け、ドリブルで仕掛けること。町田戦はそのあたりが足りなかったので。相手のプレスをかいくぐり、つくり出したチャンスをゴールに結びつけたいです」

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