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「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【SBGニュース】中野雅臣が、FC今治に期限付き移籍(17.7.17)

異なる環境で、飛躍への足がかりをつかんでほしい中野雅臣。

異なる環境で、飛躍への足がかりをつかんでほしい中野雅臣。

■出場機会を求めて

7月17日、東京ヴェルディは中野雅臣がJFLのFC今治に期限付き移籍することを発表した。

今回の決定について、中野は次のように話した。

「試合に出たいというのが一番です。僕にはヴェルディでプレーしたい気持ちがあり、このチームで活躍して応援してくれる人たちの期待に応えられればよかったんですけど、その一方でポジション争いや自分の得意とするプレーを出せなくなっていった現実があって、このままでは難しいだろうと。そこで、今回お話をいただいて、チャンスに懸けたいと思いました」

いくつか選択肢のあったなかで、7月初旬、中野は今治のオファーを受諾する。

「結果や数字にこだわってやっていきたい。ゴールやアシストといった目に見える成果はもちろん、どんどんボールを要求して攻撃の中心になれるように。存在感を示し、自分を獲ってよかったと思ってもらえるようにチームに貢献したいです」

中野にとって初の移籍であり、初めてのひとり暮らしだ。ピッチ内外で得られることは多くあるに違いない。17日、中野は今治へ発ち、すぐに練習に合流する予定となっている。

竹本一彦ゼネラルマネージャーは言う。

「来季、チームに戻すことを前提とする移籍です。少し環境を変えてやってみたほうがいいだろうという判断。同期の三竿健斗は鹿島で試合に出て、レギュラーをつかもうとしています。中野も能力は高いものを持っているんです。今回の移籍できっかけをつかみ、成長につなげてもらいたい」

15日、湘南ベルマーレ戦の前日、選手バスの出発は13時半。見送りに出てきた中野は、クラブハウスの玄関口でチームメイトと握手を交わしていく。高木善朗は「10点取れよな。10点」、ロティーナ監督は「グッドラック」、安在和樹は別れを惜しむ泣きまねをして中野を笑わせた。

高木善がいい目標をくれた。二桁ゴールだ。

「はい、もちろんそれくらいのつもりで。ただ、JFLは残り13試合……。よく考えたら、10点はちょっと大変かも」

おい、いきなり弱気になってどうするんだ。

「やりますよ。10点!」

JFLには別種の厳しさがある。これまでと比べ、コントロールしやすいパスが届けられる回数は確実に減る。周りの選手との感覚的な違いもある。ピッチコンディションも落ちる。それら新しい環境に適応し、結果を出さなければならない。たくましさを身につけ、帰ってきてほしい。

 

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