「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【トピックス】『必見の左足』5月26日(土) J2第16節 愛媛FC戦 16:00 味の素スタジアム(18.5.24)

前節のファジアーノ岡山戦、プロ初得点を決めた藤本寛也がチームを引っ張る。

前節のファジアーノ岡山戦、プロ初得点を決めた藤本寛也がチームを引っ張る。

■初めてのドキドキ

26日、J2第16節愛媛FC戦(16:00 味の素スタジアム)に向け、チームは10時からランドでトレーニング。前節のファジアーノ岡山戦は、故障で欠場した内田達也の元気な姿もあった。

岡山戦は1点リードしていた後半の途中、雷雨により試合中止。ロティーナ監督は言う。

「私にとっても初めての経験でした。これまで天候などの影響で試合開始前に中止となったことは何度かありましたがね。試合が途中で打ち切られ、日をあらためて再開されるというのは初めてのことです」

岡山戦でプロ初得点をマークしたのが育成組織出身のルーキー、藤本寛也だ。

「試合後、いろんな人たちから祝福のメッセージをいただきました。そんなに点を取るタイプではないので、早いと言えば早いかも。1点決められたことで、気持ちに余裕が出たような気がします」

練習から取り組んできた姿勢、プレーの強化に努めてきたことが実ったゴールでもある。

「試合に絡めない時期は、もっとゴールに向かう意識を高め、相手に恐がられるプレーを増やそうとしてきました。今後、その姿勢はさらに強めていきたい」

藤本の左足はスペシャルだ。豊かなアイデアとキックの精度の高さが、相手の急所を射貫くスルーパスを可能にする。見ておいて損はない。

若狭大志は岡山戦で今季初出場を果たした。

「ずっとサブで試合に出られない状況でしたが、ハシさん(橋本英郎)やミツさん(永田充)がちゃんとやっているのを横目に見て、自分がヘンな態度を取れるわけがない。次の試合、引き続き使ってもらえるかわかりませんけど、しっかり準備して臨みます」

次節、愛媛FC戦はどんな「初めて」を目撃できるのか。

当日の天気予報は晴時々曇。チケットのご購入はヴェルディチケットまで。

《クラブウオッチ》
愛媛戦当日は、13時から隣の味の素スタジアム西競技場で、日テレ・ベレーザ vs マイナビベガルタ仙台レディース。14時から前座試合として藤川孝幸激励マッチ(参加メンバー)と盛りだくさん。
また、実験的な試みとして、ヴェルディチケット限定の『ヴェルディチケット割り』を実施する。前売り価格の半額で販売する出血大サービスだ。「たとえば、メインSS指定席は2,000円と破格。ヴェルディチケットなら、QRコードを使い、チケットレスでご観戦いただけます。発券手数料もかかりません。最初の利用手続きのハードルさえ越えてもらえれば」とクラブ関係者。オフィシャルオンラインチケットのお得意様を増やすとともに、観戦者を広げたい狙いがある。初めての機会には持ってこいだ。

●ランド地獄耳●
▼U‐21日本代表に招集されている井上潮音が、近頃何かと頼りにしているのが李栄直である。「しょっちゅう焼肉にいこうと言ってくる。完全にたかられていますよ。あいつは顔がいいからって、笑っていればすべて許されると思っている」と李は拳を固めるが、潮音スマイルの虜になりつつあるのもまた事実。
▼渡辺皓太がゴルフ部の門を叩き、井林章らと打ちっぱなしにいったことがSBGの調べでわかった。おそらく、ハンチング帽が東京で一番似合う男。愛車はミニクーパー。英国紳士の道をまっしぐら。

 

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