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『ディエゴを探して』著者インタビュー 藤坂ガルシア千鶴にとっての「2度目の旅」part1

 ディエゴ・マラドーナが60歳の若さで亡くなった、2020年11月25日から早いもので来月で1年となる。この突然の別れが契機となって生まれたのが、今年7月に発売された『ディエゴを探して』(イースト・プレス)。著者はアルゼンチン在住のライター、藤坂ガルシア千鶴さんである。

 帯に書かれたコピーは「マラドーナは神様なんかじゃない」。まさに、本書の本質を見事に表現している。実のところ、同時代を生きてきた私にとり、マラドーナは神以外の何ものでもなかった。それゆえ後年に読んだマラドーナ本で、彼のダークサイドな部分を知った時の衝撃もまた、トラウマ級であった。

 これまで、マラドーナに関する書籍や文献は、いくつも読んできた。けれども本書は、これまで思い描いてきたマラドーナ像とは180度異なる。それは著者であるガルシア千鶴さんが、本書のテーマを神のごとき「マラドーナ」ではなく、それ以前の等身大の「ディエゴ」にテーマを絞ったことが大きな要因といえよう。

 こちらのコラムでも書いたが、本書は単なるサッカー本の枠を超えた、良質なノンフィクションとなっている。ぜひとも多くの人に読んでいただきたく、今回は動画による著者インタビューをお届けする。マラドーナが大好きだった方も、リアルタイムでマラドーナを見ていない方も、最後までご覧いただければ幸いである。(2021年9月16日、オンラインにて取材)

『ディエゴを探して』著者インタビュー 藤坂ガルシア千鶴にとっての「2度目の旅」part2

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