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Vリーグ第3節、首都ダービーは王者ハノイFCに軍配

Vリーグ2019は3月6日に第3節の2試合が行われた。王者ハノイFCと昇格組のベトテルFCによる注目の首都ダービーは、ハノイが2-0で貫禄の勝利。後半立ち上がりに主将のFWグエン・バン・クエットが退場処分となって数的不利となったハノイだが、そんなことはみじんも感じさせないほどに安定した試合運びを見せた。

序盤はベトテルのペースで進んだが、ハノイは28分にセットプレーからFWオマルが決めると、その5分後にも見事な連携から最後はFWオセニが押し込んで追加点。前半を2点リードで折り返す。

後半に入ると、ハノイは立ち上がりに主将のFWグエン・バン・クエットがラフプレーで一発退場。いやな空気が流れてベトテルに流れが傾きかけるが、そこはさすがリーグ2連覇中の王者。数的不利の中でもベトテル攻撃陣に仕事をさせず、逆に鋭いカウンターで何度も決定機を作った。ベトテルは終盤にPKを得たが、ここはハノイのGKグエン・バン・コンがファインセーブ。千載一遇のチャンスを逃したベトテル攻撃陣ははこのまま沈黙。首都ダービーはハノイが2-0で快勝した。

この他の会場では、ここまで2試合無得点だったタンクアンニン攻撃陣がうっ憤を晴らすかのような大爆発。FWマック・ホン・クアンの先制弾を皮切りにMFグエン・ハイ・フイが2ゴールを決めて、ホームでタインホアFCを3-0で下し、今季初白星を手にした。

 

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