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女子W杯、2023年から出場国数が32に拡大、ベトナムにもチャンス

国際サッカー連盟(FIFA)はこのほど、2023年の女子ワールドカップの参加チーム数について、これまでの24チームから32チームに拡大させることを発表した。東南アジア女王のベトナム女子代表(ゴールデンガールズ)にとっては、ワールドカップ初出場の可能性が大きく広がったことになる。

2019年の女子ワールドカップが大成功したことを受け、FIFAは2023年大会より、出場チーム数を8チーム増やすことを決定。ジャンニ・インファンティーノ会長は「8枠増えたことは、より多くのFIFA加盟国にワールドカップ出場のチャンスが与えられることを意味する。若手育成と女子サッカー発展プログラムも多くの国で積極的に展開されるだろう」と述べた。

FIFAは現時点で地域毎の出場枠の割り振りを発表していないが、アジアからの出場枠は現状の5枠から少なくとも1枠は拡大されると見られている。2019年大会には、オーストラリア、中国、日本、韓国、タイの5か国が出場した。

ベトナムは最新のFIFAランキングで世界35位、アジアでは6番手、東南アジアではトップに立っている。アジア枠が拡大されれば、アジア6番手のベトナムにもワールドカップ行きのチケットは十分手が届く目標となる。

ベトナムは自国開催となった2014年のAFC女子アジアカップで、ワールドカップ行きの最後のチケットをかけた5位決定戦で、宿敵タイに1-2で敗れ、初出場をあと一歩のところで逃している。一方、この試合でタイはワールドカップ初出場が決定。2019年大会も出場して、2大会連続の出場となった。

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