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英誌「世界で最も重要なサッカー選手トップ500」にベトナム代表グエン・クアン・ハイを選出

英国のサッカー雑誌「World Soccer」はこのほど、世界で最も重要なサッカー選手トップ500を発表した。この中には、ベトナム1部ハノイFC所属の同国代表MFグエン・クアン・ハイ(23歳)が選ばれている。

ポルトガル代表FW代表クリスティアーノ・ロナウド、ブラジル代表FWネイマール、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーなど錚々たる顔ぶれが並ぶ中、ベトナムからは“若き王様”グエン・クアン・ハイが唯一選出された。

グエン・クアン・ハイは、2018-2019年に東南アジアの枠を超えてアジア全体でも際立った活躍を見せたことから、この名誉あるランキングに名を連ねることになった。クアン・ハイはこの間、Jリーグで活躍中の“タイのメッシ”ことMFチャナティップ・ソングラシンを抑えて、AFF選出によるASEAN最優秀選手賞を受賞している。

グエン・クアン・ハイはこの間、U-23ベトナム代表およびA代表の一員として、AFC U-23選手権2019準優勝、アジア大会(ASIAD)2018ベスト4、AFFスズキカップ2018優勝、AFCアジアカップ2019ベスト8、FIFAワールドカップ・アジア2次予選G組首位(現時点)、東南アジア競技大会(SEA Games)2019優勝などに大きく貢献。

クラブレベルでは、Vリーグ2連覇(2018、2019)、ベトナムカップ2019優勝、ベトナムスーパーカップ2連覇(2018、2019)、AFCカップ地区間プレーオフ進出など数々の快挙を達成してきた。

「World Soccer」は、グエン・クアン・ハイについて「アジア屈指の攻撃的ミッドフィルダーがどのタイミングで海外挑戦するのか、国内の多くのサポーターが注目している」とコメント。

また同誌は、新型コロナを一旦は封じ込め、世界に先駆けて観客入りで国内リーグを再開したVリーグについても触れ、収容能力を上回る観客を動員したハティン・スタジアムの写真を掲載し、ベトナムサッカー熱の高さを紹介した

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