ベトナムフットボールダイジェスト+

ハノイFC、所属選手向け英語コースを開講 国際試合でのコミュニケーション能力向上を目指す

ベトナム1部ハノイFCはこのほど、選手向けの英語コースを開講した。これは国際試合における選手らのコミュニケーション能力を向上させて自信を持たせることが目的とされている。

コースには、MFファム・タイン・ルオン、DFディン・ティエン・タイン、GKフィー・ミン・ロン、DFグエン・バン・ズン、MFホー・ミン・ジーら代表経験者らが出席して授業を愉しんだ。授業を受けたある選手は、「個人的にもチームにとっても、英語力を鍛えるのは重要なことだ。ハノイFCとベトナム代表は国際大会に出場する機会が日増しに増えている。英語力がアップすれば、自信を持ってコミュニケーションすることができる」とコメントした。

ベトナム代表の中盤の要であるドー・フン・ズンは、ネイティブの教師を雇って、発音の個人レッスンを受けている。オランダ1部SCヘーレンフェーンから復帰したベトナム代表DFドアン・バン・ハウも語学力の大切さを身をもって実感したと語る。

選手の語学力向上に関連して、ベトナム1部ホアン・アイン・ザライ(HAGL)は9月5日、中部高原地方ザライ省にある唯一のインターナショナルスクールとの間で業務提携を結んだ。これにより、HAGLの下部組織に所属する選手らは、同校の生徒として教育を受けることが可能になった。

なお、国内最大財閥ビングループが設立した名門アカデミーであるPVFの選手らは、以前から同グループ傘下のビンスクールで国内トップクラスの英才教育を受けている。

また、ベトナム1部ベトテルFCもハノイ市スポーツ師範大学と提携して、高卒以上の学歴を持つ選手らが無料で大学で学べる環境を整えている。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ