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元アメリカ代表リー・グエン、第2の故郷ベトナムの旧正月を満喫

今季からベトナム1部ホーチミン・シティ(HCMC)に移籍加入した元アメリカ代表MFリー・グエン(34歳)は久しぶりのベトナムのテト(旧正月)の雰囲気を満喫しているようだ。

ベトナムの人々にとって、テトは神聖で意義のあるものだ。この時期は、故郷の家族や親類、旧友と再会する機会であるだけでなく、自分の子孫や、自らのルーツである祖先と向かい合う時期でもある。

そして、リー・グエンのような外国で生まれ育った越僑たちにとっても、ベトナムの伝統文化に触れる機会としてテトは特別なものだ。

リー・グエンは最近、地元メディアに第二の故郷ベトナムで迎えるテトについて語っている。リー・グエンはかつて、ベトナム1部ホアン・アイン・ザライ(HAGL)とベカメックス・ビンズオンでもプレーした経験があり、ベトナムでテトを過ごすのは初めてではないが、それでも現地で迎えるテトは格別だと言う。同選手は地元紙に以下のように語っている。

「このテトの雰囲気、新春の雰囲気が大好きだ。ホーチミン市では、その雰囲気が十分に味わえる。どこもかしこも、目前に迫ったテトの準備をする人たちで溢れている。入国後の隔離期間中もホテルの窓から賑やかな空気を感じていた。この時期にベトナムに戻れたのは幸運だ」

「アメリカにいるベトナム人もテトの時期に1~2日休むが、クリスマス休暇は1週間もある。しかし、ベトナム人にとってテトがいかに大切であるかは、この地に来てみないと分からない。本当に特別な時間なんだ。1~2週間の休暇をとって、家族や友人と会い、過去の嫌なことを忘れて新年に想いを馳せる。これはベトナムだけのユニークで伝統的な文化だ。両親と家族が恋しい。この地で一緒にテトを過ごしたい」

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