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フットサルベトナム代表ザン監督が新型コロナ感染 指揮官不在のベトナムはW杯ベスト16敗退

FIFAフットサルワールドカップ・リトアニア2021は9月22日に決勝トーナメント1回戦のベトナム代表とロシア代表の試合が行われた。試合はベトナムが2-3で惜敗してベスト16敗退が決まった。ベトナムは試合前、ファム・ミン・ザン監督の新型コロナ感染が確認され、指揮官不在の中で試合を行わなければならなかった。

Photo:VFF

ザン監督は、渡航前に2回のワクチン接種を終えており、現地ではバブル方式に従って行動していたが、ロシアとの試合前に受けたPCR検査で陽性となり、ホテルでの自主隔離を余儀なくされた。特に症状はなく、感染源も明らかになっていない。

ベトナム代表は、指揮官不在という緊急事態にもかかわらず、前回準優勝のロシア代表を、あと一歩のところまで追い詰める接戦を演じた。実力差がある相手に2-3で敗れはしたが、2016年の前回大会では同一カードで0-7の大敗を喫していたため、チームとして5年間の成長を感じさせる試合内容だった。

ベトナム代表は24日に帰国の途に就く予定だが、新型コロナに感染したザン監督は、検査で陰性判定が出るまでリトアニアに留まる予定。

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