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【無料記事】試合前のポポヴィッチ監督の談話/2013Jリーグディビジョン1 第32節第1日 FC東京対湘南ベルマーレ_第0報(11/23)[1,086文字](2013/11/23)

○試合前のランコ ポポヴィッチ監督の談話

 

──ひとりかふたりメンバーを替えてくるだろうと思っていたのですが、昨日の練習のとおりの先発メンバーで、かえって予想が外れてしまいました。

「みなさんがそう考えてくるだろうと思って、その予想の逆にしてみました(笑)。しかし予想と合っているかいないかではなく、結果を出すことがいちばん大事です。最初(キックオフ)からオフェンシヴなわたしたちのサッカーをピッチの上でお見せしたい。なかなか出場機会に恵まれなかった選手も出るわけですから、彼らにも期待したい」

──特にボランチから前は天皇杯のいい流れをそのまま持ってこようというようにみえるのですが?

「わたしもあれが偶然ではなかったというところを観てみたいんです。あれはほんとうに偶然ではなかったと」

──今週のタマ(三田啓貴)の取り組みがよかった?

「いちばんだいじなのはきょうですからね。もちろん、トレーニングがよかったからこそ、きょう先発に名を連ねたわけなんですけど、まだイージーにボールをロストするところはありますし、調子の波があるところはこれから改善していかないといけない。忘れてはいけないのは、国立競技場での鳥栖戦で彼のミスから2点を失っていること。彼の状態がいいときに彼を出場させるのもわたしのだいじな仕事のひとつです。試合に出さないことで彼を守ることもありますし、彼の起用法はいろいろ考えてやってきました。彼がどのくらいのパフォーマンスを見せてくれるかわたしも楽しみです。自由に自分のプレーをしろと試合前に声をかけましたし。わたしも彼がいいプレーをしてくれることを期待しています。彼がこの試合でゴール、アシストを決めたあとにわたしのコメントを見たら、きっと身を引き締めないといけないんじゃないかと思います」

 

──きのうは森重選手を眠たそうだと言っていましたが大丈夫ですか

「きのうはゆっくり寝たみたいで、きょうはすっきりしていましたね。大丈夫です。森重が大好きな方がこの場にひとりおられるので、きょうはやってくれると思います」

──高橋秀人がベンチにまわりました。

「ヒデが悪いというわけではなくタマがよかった。今回、ヒデは代表に招集されていっしょにやるトレーニングの時間が少なかったですし、そういった意味でのメンバー編成です。モリゲに関しては代表に定着しつつあるんですけれども、ヒデが代表に選ばれはじめたときのように調子を落とさないことを祈っています。代表はプレッシャーになりますがそれをより大きなモチベーションにしていままでどおりにがんばってほしいと思います」

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