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チャン ヒョンス、ワールドカップに向けた韓国代表28名に選出。キャンプで本大会の切符を掴め【ニュース/無料記事】

本日5月14日10時、韓国サッカー協会は「2018 FIFA ワールドカップロシアに向けた韓国代表のトレーニングキャンプメンバー」28名を発表。FC東京のチャン ヒョンスがこのメンバーのひとりに選出された。チャン ヒョンスは5月20日のJ1第15節vs.サガン鳥栖戦終了後、韓国代表に合流。5月21日から6月1日まで実施されるトレーニングキャンプに参加する。韓国代表は、5月28日には大邸(テグ)スタジアムでホンジュラス代表と、6月1日には全州(チョンジュ)ワールドカップ競技場でボスニア・ヘルツェゴビナ代表と対戦。その後、ワールドカップ本大会に参加する最終メンバー23名を発表する。

小平グランドのクラブハウスで取材に応じたチャン ヒョンスは「まだ23人のなかに入ったわけではないので、緊張は切らさず、(最終メンバーの)23人に入れるよう、しっかり準備したいと思います」と顔を引き締めた。浮かれる様子は微塵もなかった。
「四年前に予備登録メンバーとなったときは、それほど期待感も、代表に行けるという自信もなかった。ワールドカップに行ければよかったけれども、現実を受け容れたとき、力不足だなと感じました」
四年前は現実味が足りなかった。いまはもう少しで手が届くところまで来ている。

その後の積み重ねが現在に活きている。かつてパスをつなぐをしたいと日本でプロの路を選んだチャン ヒョンスは中国で激しい競り合いに身を投じてまた新たな一面を育て、総合的に優れたディフェンダーとなり、昨年、東京に帰ってきた。振り返ると、やはりJリーグではパスの技術と展開を学んだのだと、チャン ヒョンスは言う。

「長谷川健太監督から学んだことは?」と訊ねると、東京のキャプテンはこう答えた。
「守備の部分で、ボールに対する執着力。それが自分にとっての大きなものです。それ以外にも学んだこと、これから学ぶことも多いのですが、いまの時点ではそこですね」

韓国へと出発するまであと6日。小平でのトレーニングがあり、鳥栖でのJ1リーグ戦がある。J1次節は「いい結果を残して代表に出発できれば、それ以上のものはないと思います」。勝つことへのこだわり。それが評価にも、己の力にもなることを彼は知っている。そしてなにより、勝利は所属チームに貢献した証だ。東京の48番は貴重な勝点3を獲得し、ワールドカップに向けた生存競争に挑む。

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『青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン』は、長年FC東京の取材を継続しているフリーライター後藤勝が編集し、FC東京を中心としたサッカーの「いま」をお伝えするウェブマガジンです。コロナ禍にあっても他媒体とはひと味ちがう質と量を追い求め、情報をお届けします。

 

 

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◎後藤勝(ごとう・まさる)
東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ!プレミアム』(双葉社)、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(カンゼン)がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ!MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ!プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。

 

■J論でのインタビュー
「ライターと編集者。”二足の草鞋”を履くことになった動機とは?」後藤勝/前編【オレたちのライター道】

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