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FC東京、アジア制覇の目標潰える。強い北京国安の牙城を崩せず、ベスト16突破ならず【ACL/ドーハ戦記/R16 北京1-0東京 第1報/無料公開】

 

レアンドロを持ってしてもゴールを割ることは出来なかった。©F.C.TOKYO


 12月6日(現地時間同日13時=日本との時差はマイナス6時間)、FC東京はカタール・ドーハのエデュケーションシティスタジアムでACLラウンド オブ 16に臨み、中国の北京中赫国安と対戦。1-0のスコアで敗れた。三度目の挑戦となる今大会、またもベスト16の突破は果たせなかった。
 
◆力強い北京の攻撃に屈する
 
 レアンドロや森重真人など主力メンバーを復帰させた東京は前線からの積極的にプレッシャーをかけ、心技体が充実した北京に対抗。前半を0-0で折り返すが、後半徐々に力の差が出て北京の攻撃を止められなくなってくる。
 一方、自軍の攻撃は中国代表や韓国代表のキムミンジュを含む守備陣の勤勉なスペースを埋める動きに阻まれ、精度の高いフィニッシュに持ち込めず、攻めきれずに相手に攻撃のターンを譲り渡すような展開になる。そして後半14分、再三見せていた5番レナト アウグストの右からの仕掛けでラストパスを送られ、19番アランに決められ、ついに先制点を許してしまった。
 ハーフタイムに「後半ここからが勝負。セットプレーを含めてチャンスを仕留めよう」と指示を受けてピッチに出ていった選手たちだったが、次第に疲労の色が濃くなり運動量が少なくなってくる。
 交代枠をすべて使い切り、力を尽くして1点をめざした東京だったが、北京の安定した試合運びに時間を使われ、決定的な一打を撃ち込めない。点差こそ1点だが、全体的な力の差を反映しての敗戦を喫し、ベスト16越えはならなかった。
 
◯長谷川健太監督会見・冒頭
 
 選手たちはほんとうにすばらしいプレーをしてくれたと思います。1点が遠いなか、レナト アウグストが両サイドに開きながらチャンスをうかがうなか、よく対応してくれましたが、あの(失点の)シーンだけタテに割られて、中の対応が若干薄くなったことは悔やまれます。なんとか1点獲り返したかった。今大会またベスト16という壁に阻まれましたけれど、こういう経験を次に活かして、次こそはベスト8以上に行けるようにがんばっていきたいと思います。
 
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『青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン』は、長年FC東京の取材を継続しているフリーライター後藤勝が編集し、FC東京を中心としたサッカーの「いま」をお伝えするウェブマガジンです。コロナ禍にあっても他媒体とはひと味ちがう質と量を追い求め、情報をお届けします。

 

 

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新聞等はその都度「点」でマスの読者に届けるためのネタを選択せざるをえませんが、自由度が高い青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジンでは、より少数の東京ファンに向け、他媒体では載らないような情報でもお伝えしていくことができます。すべての記事をならべると、その一年の移り変わりを体感できるはず。あなたもワッショイで激動のシーズンを体感しよう!

 

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◎後藤勝(ごとう・まさる)
東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ!プレミアム』(双葉社)、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(カンゼン)がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ!MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ!プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。

 

■J論でのインタビュー
「ライターと編集者。”二足の草鞋”を履くことになった動機とは?」後藤勝/前編【オレたちのライター道】

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